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「馬術」のことを一から知りたい。その歴史や乗り方の種類など基礎知識

2016 12/16 11:07
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Photo by Tamara Didenko / Shutterstock.com

馬と一緒に競技をする「馬術」ですが、いつから競技として始まったのでしょう? また、競技の種類はどんなものがあるのでしょう? ここでは歴史と競技の種類などをご紹介します。

馬術競技はいつから始まったの?

普段目にする馬を使った競技といえば、「競馬」をイメージする方が多いと思います。しかし、テレビなどでも目にする機会は少ないですが、「馬術」もまた馬と共に競技を行うスポーツです。
その歴史は古く、オリンピック競技としては1900年の第2回パリオリンピックで初めて実施されました。これは明治33年にあたり、第4次伊藤博文内閣の時代です。その時代に馬術を競技としていたことは、現代人の私たちでは想像もつきませんね。

種目の変遷と過去の出場資格

現在、オリンピックで行われている馬術競技は「馬場馬術競技」「障害飛越競技」「総合馬術競技」の3種目ですが、初めてオリンピックで行われた馬術競技は「乗馬走り高跳び」と「乗馬走り幅跳び」という種目でした。それから現在行われている形に落ち着くまでに、「軽乗」という競技や「乗馬フィギュア」の個人、団体が行われたりしました。
今でこそ、馬術競技に出場するのは一般人の選手ですが、1952年のヘルシンキオリンピックまでは、馬術競技には「軍人」しか出場することができませんでした。

ブリティッシュ馬術ってどんなスタイル?

一言で「馬術」と言いますが、実はさまざまな種類があるのをご存知でしょうか?大きく分けるとブリティッシュ馬術とウエスタン馬術が代表的なスタイルです。
ブリティッシュ馬術は、その名の通りイギリスが発祥のスタイルで、オリンピックなどの競技会で行われるので、見たことがある方も多いのではないでしょうか。上着に燕尾服や乗蘭を着て、キュロットという乗馬用のズボンを履き、足元は長靴(ちょうか)、頭にはシルクハットもしくはヘルメットをかぶります。正に紳士の出で立ちで馬に跨ります。

ウエスタン馬術ってどんなスタイル?

一方のウエスタン馬術ですが、私たちがこのスタイルをよく見かけるとすれば映画でしょう。いわゆるカウボーイスタイルの馬術です。こちらのいで立ちは、カウボーイハットをかぶり、ジーンズを履き、ゴツいバックルをはめ、ウエスタンブーツというスタイルで馬に跨ります。まさにカウボーイの恰好ですね。
ウエスタン馬術にもちゃんとした競技会があります。代表的な種目に「レイニング」というものがありますが、たとえるならばブリティッシュの馬場馬術に相当する種目にです。

日本には日本の馬術スタイルがある!?

日本の神社では、祭りなどで「流鏑馬(やぶさめ)」が行われることがありますが、日本にも伝統的な馬術があるのをご存知でしょうか?
日本における馬術のルーツは「武芸」にあたります。オリンピックに「軍人」しか出場することができなかったのと同じように、昔の日本も馬に乗ることができるのは「武士」のみで、「平民」は乗ることができませんでした。日本の伝統的な馬術にもさまざまな流派がありますが、代表的な流派は小笠原流や武田流とされています。

まとめ

一言で馬術と言っても、さまざまな乗り方があります。また、騎乗する際の恰好も多種多様なスタイルがあります。 みなさん、ご自分の憧れるスタイルで馬術を楽しんでみませんか? 馬術がもっと身近に感じられることと思います。

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