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オリンピックを盛り上げてくれる、体操競技が強い国とは

2017 1/30 12:11
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Photo by Petr Toman / Shutterstock, Inc.

リオオリンピックの体操競技では、アクロバティックで力強い演技に手に汗握った方も多いのではないでしょうか。 体操競技の試合形式は個人戦と団体戦があり、オリンピックや世界選手権などの団体戦は国別の対抗戦となります。 ここでは体操競技が強い国について、その国の有力選手と共に紹介します。

日本に追い付け追い越せで台頭・男子中国

男子中国は、2016年リオオリンピックでの団体総合成績は銅メダルでしたが、2008年北京、2012年ロンドンでは金メダルに輝いています。中国が体操の国際舞台で頭角を現したのは、1981年モスクワで行われた第21回世界選手権の3位入賞からでした。そして3年後に行われた1984年ロサンゼルスオリンピックでは、日本を抜いて銀メダルを獲得します。その後銀メダルが続きますが、2000年シドニーオリンピックではウクライナ、ロシアを抑えて堂々の金メダルに輝きました。
それまでの体操競技では日本が圧倒的に強く、1960年ローマから1976年モントリオールまでオリンピック5連覇を果たしています。日本への対抗心が中国をここまで強くさせたのではないでしょうか。

長きにわたる日本のライバル・男子ロシア

2016年リオオリンピックで久しぶりに銀メダルを獲得したのが男子ロシアです。2000年シドニーの銅メダルを最後にメダルが取れず、日本、中国に水をあけられた形でしたが、やっと昔の強さを取り戻してきたように思えます。
特にソビエト連邦時代は日本の好敵手として、長年覇を競ってきました。個人でも名選手が多く、1956年メルボルン、1960年ローマで日本のエース、小野喬の個人優勝を阻んだのは、ソビエトのビクトル・チュカリンとボリス・シャハリンです。特にボリス・シャハリンはメルボルン、ローマ、東京とオリンピック連続出場で金メダル7個を獲得しました。

誰もが認める体操王国・男子日本

2016年リオオリンピックで見事団体優勝に輝いた男子日本。予選終了時の順位は1位中国、2位アメリカ、3位ロシアに次ぐ4位からの決勝戦でしたが、よく頑張って金メダルを引き寄せました。
過去のオリンピックを振り返っても日本の成績には素晴らしいものがあります。1956年メルボルンで銀メダルを獲得してからは、1960年ローマから東京を経て1976年モントリオールまで5連覇を達成しました。名選手も、鉄棒の小野と呼ばれた小野喬、日本人で初めて個人総合金メダルを獲得した遠藤幸雄、塚原飛びの塚原光男、世界選手権6連覇の内村航平など挙げればきりがありません。
ここまでの伝統的な力があれば、これからも強い日本が見られるのではないでしょうか。

コマネチ旋風・女子ルーマニア

女子ルーマニアは、2016年リオオリンピックこそ団体決勝に残れませんでしたが、オリンピック女子体操では常に金メダル争いをしている強豪国です。1976年モントリオールから2012年ロンドンまでの10大会連続でメダルを獲得。
特に2000年シドニー、2004年アテネでは連続金メダルに輝き、1984年ロサンゼルスでも地元アメリカを抑えて金メダルを獲得しました。また、モントリオールでは団体銀でしたが、代表の一人ナディア・コマネチは個人総合、平均台、段違い平均台で金メダルに輝き、当時の採点方で満点の10点を取るなど、圧倒的な強さを見せつけました。

向かうところ敵なしの体操女王・女子アメリカ

アメリカ女子は2016年リオオリンピック体操女子団体の金メダル獲得国。2012年ロンドンからの連覇でした。アメリカは1948年のロンドン大会で銅メダルの実績があるもののその後メダルの獲得はなく1984年ロサンゼルスで念願の銀メダルを獲得します。そして1996年アトランタでは初めての金メダルに輝きました。ロサンゼルスからアトランタへ、自国開催のオリンピックに向けて一丸となった成果かもしれません。
ここ数年のアメリカは向かうところ敵なしです。団体2連覇を始め、個人総合では2004年アテネのカーリー・パターソンに始まり、ナスティア・リューキン、ガブリエル・ダグラス、そして2016年のシモーン・バイルスと4連覇を飾りました。

まとめ

いかがでしたか。 オリンピックや世界選手権の実績をもとに、体操の強い国を男女合わせて5国紹介しました。 ここで紹介した国々が、今後の世界選手権やオリンピックでどんな活躍を見せてくれるのか、楽しみに待っていてくださいね。

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