メジャーで奪三振率8.50の最速158キロ右腕
楽天は8日、前MLBガーディアンズのスペンサー・ハワード投手(28)と契約合意したと発表した。
ハワードは身長190センチ、体重95キロの右腕で、2017年のMLBドラフト2巡目(全体45位)でフィリーズから指名され、2020年にメジャーデビュー。翌2021年にレンジャーズへ移籍し、その後もヤンキース傘下3A、ジャイアンツ、ガーディアンズと所属を変えながらMLB通算47試合で4勝13敗、防御率7.00の成績を残している。
ストレートは最速158キロ。MLB通算144投球回で136三振を奪っており、奪三振率8.50をマークしている。
楽天は6日に今季ヤクルトでプレーしたミゲル・ヤフーレと今野龍太の獲得を発表したばかりで、田中将大が退団した投手陣の補強に積極的だ。ハワードと石井一久シニアディレクターのコメントは以下の通り。
■スペンサー・ハワード
「このたび楽天イーグルスでのキャリアをスタートできることになり、とてもエキサイトな気分です。チームの仲間たちと一緒に、ファンの皆様へチャンピオンを届けられるよう頑張ります。日本のフィールドに立ち、ニューチームメイトと会い、そして何より温かいと聞いている東北のファンの皆様のために投げるのが今から待ちきれません。Can't Wait!(待ちきれない!)」
■石井一久シニアディレクター
「ハワードについてですが、ヤフーレとともに先発ローテーションの強化を目的としてオファーしました。特に、ハワードはK%が高く、ヤフーレとは異なるタイプの選手です。二人がそれぞれの持ち味を活かし、キャリアで良いシーズンを築いてくれることを期待しております」
【関連リンク】
・楽天からFA移籍の茂木栄五郎の人的補償は誰に? ヤクルトのプロテクト28人を独自予想
・【楽天】前ヤクルトのヤフーレ獲得発表「ペコちゃんが東北に行きます!」今野に続き元燕投手を補強
・【ルーキー通信簿】楽天はドラ1古謝樹とドラ6中島大輔が1年目から戦力に 高卒2投手も一軍を経験