約1か月ぶりの白星目指す東克樹

今日から横浜スタジアムで行われる3位・DeNAと首位・阪神の3連戦。初戦の先発は東克樹と村上頌樹と発表された。
DeNA先発の東は、今季ここまで14試合に先発してリーグ3位タイの8勝(2敗)、同4位の防御率2.34、QS(6回以上自責点3以下)も11度記録するなど、エース級の投球を披露している。
ただ、前回登板した7月28日のヤクルト戦(神宮)では、5.1回105球を投げて2被弾を含む8安打と打ち込まれ、4失点。青木宣親に一時逆転となる3ランを浴び、9勝目を逃した。そこから中6日で今日の登板に臨む。
阪神戦とは今季6月24日(横浜)に1度対戦し、9回116球5安打9奪三振で、今季2度目の無四球完封勝利を挙げている。今季はホームで6試合に先発して4勝1敗、防御率2.30と好相性なだけに、今日も快投が期待される。
首位阪神とは現在6ゲーム差。虎に追いつくためには、今カードは最低でも勝ち越しておきたいところ。今季復調した6年目左腕の活躍で、まずは先勝することができるか。
前回対戦の雪辱期す村上頌樹
一方、阪神先発の村上はここまで14試合に登板(先発は13試合)してチームトップタイの7勝(5敗)を挙げ、防御率はリーグ3位の2.01、QSも11度記録と、安定感抜群の投球を見せている。
前回登板した7月28日の広島戦(甲子園)では、7回103球を投げて5安打2失点と好投。首位攻防戦で貴重な白星をチームにもたらした。そこから中6日で今日の登板を迎える。
DeNA戦には今季2試合に登板(先発は1試合)して0勝1敗1ホールド、防御率3.86の成績。先発した7月13日(甲子園)は6回87球を投げ、7安打を浴びながらも3失点と粘りの投球を見せるも、打線の援護なく黒星を喫した。今日はそのリベンジを期してマウンドに上がる。
チームは8月最初のカードで中日に勝ち越し、これで3カード連続勝ち越しと後半戦に入って好調。3年目右腕もこの勢いを背に、チーム単独トップとなる8勝目を目指す。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
日本ハム・上沢直之-ソフトバンク・東浜巨(エスコンF)
楽天・岸孝之-ロッテ・種市篤輝(楽天モバイル)
西武・平良海馬-オリックス・山﨑福也(ベルーナドーム)
【セ・リーグ】
中日・仲地礼亜-ヤクルト・サイスニード(バンテリンドーム)
広島・野村祐輔-巨人・横川凱(マツダスタジアム)
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