「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

阪神タイガース夏の長期ロード年度別成績、今年は鬼門ハマスタが6試合も

2023 7/20 06:00SPAIA編集部
阪神の岡田彰布監督,ⒸSPAIA
このエントリーをはてなブックマークに追加

ⒸSPAIA

23試合中、京セラドームの5試合以外はビジターゲーム

オールスターゲームが終わり後半戦が始まると、阪神は間もなく恒例の長期遠征に出る。8月は甲子園で高校野球が行われるため、長期間にわたってホームを空けるのだ。

1997年に大阪ドームが完成してからは8月も地元に帰ってこれるため、かつて呼ばれた「死のロード」というフレーズは死語になりつつあるとはいえ、それでもビジターゲームが多く毎年のように苦戦している。

今年は8月1日の中日戦(バンテリンドーム)から同27日の巨人戦(東京ドーム)まで23試合。途中、京セラドーム大阪で5試合組まれているとはいえ、8カード中6カードはビジターゲームだ。ここをどう乗り切るかは18年ぶりの優勝に向けて大きく影響するだろう。

優勝した1985年以降の長期ロード成績は下記の通りとなっている。

阪神の長期ロード年度別成績

1985年以降の38年間で勝ち越し11回のみ

1985年から2022年までの38年間で勝ち越したのは11回しかない。勝率5割が5回、残りの22回は負け越している。

2013年から5年連続勝ち越すなど最近はドーム球場の増加や宿泊施設の充実、阪神ファンの全国化などビジターのハンデも軽減されつつあるのかも知れないが、それでも岡田彰布監督が指揮を執った前回優勝の2005年は10勝9敗1分けと辛くも勝ち越すのがやっとだった。

しかも、今年は13連敗中の“鬼門”横浜スタジアムが6試合もある。阪神にとって、まさにペナントの行方を大きく左右する正念場と言えそうだ。

【関連記事】
阪神ハマスタ13連敗の足跡 DeNAとの優勝争い制するには避けて通れない「鬼門」
また“中央デー”!阪神・森下翔太とDeNA牧秀悟の中央大OBがアーチ競演
阪神タイガースの歴代監督と最高成績、岡田彰布監督は優勝なら球団4人目の快挙