来日5年目で未勝利のメジャードラ1右腕

「鷹の祭典2023in大阪」と題して京セラドーム大阪で10日に1試合だけ行われるソフトバンク主催の西武戦。南海時代からのホークスファンも多い大阪で先発マウンドに立つのはスチュワート・ジュニアだ。
高校時代にMLBドラフト会議でブレーブスから1巡目指名されたものの入団合意に至らず、東フロリダ州立短大に進学後、2019年シーズン中にソフトバンク入り。6年総額700万ドルとも言われる破格の契約も話題となり、身長198センチの大型右腕への期待は高かったが、来日5年目でいまだ勝ち星はない。
2021年に11試合登板で1ホールドを挙げたのみ。今季は2試合に先発して自責点0だが、勝ち運に見放されたままだ。
オーバースローから投げ込む平均154キロのストレートは球威抜群。メジャーでドラフト1位指名された大器の片鱗は何度ものぞかせている。
今季初対戦の西武は打線に元気がない。スチュワート・ジュニアとすれば思い切り腕を振れるだろう。アメリカから福岡にやってきた右腕が大阪でプロ初勝利を挙げるか。今回が大きなチャンスであることは間違いない。














