勝つか引き分けなら交流戦初優勝のDeNA

交流戦単独首位に浮上したDeNAは、優勝のかかる19日の日本ハム戦(横浜)に上茶谷大河が今季初先発する。
今季は中継ぎとして17試合に登板し、1勝0敗、防御率1.07の好成績。前回16日のロッテ戦から中2日だが、勝つか引き分ければ優勝が決まる大一番で出番が巡ってきた。
ルーキーながら7勝を挙げた2019年を始め、昨季まではほとんどが先発登板。久々とはいえ、立ち上がりを乗り切れば大きな不安はないだろう。
交流戦で好調の万波中正やマルティネスには十分に注意を払いたい。試合を作れば当たっている味方打線の援護も期待できる。交流戦優勝に導く快投を披露できるか注目だ。
「二刀流」で存在感発揮したい上原健太
一方、日本ハムは上原健太が先発する。今季は6試合に登板して1勝3敗、防御率4.23。前回13日のDeNA戦以来、中5日で交流戦4試合目の登板だ。
前回は関根大気に2安打、桑原将志に3安打、戸柱恭孝に2安打を浴びるなど4回9安打4失点で負け投手となっている。
広陵高から明治大を経てドラフト1位で入団した左腕もプロ8年目。二刀流挑戦で話題を呼んだが、そこまでインパクトのある活躍はできていない。DeNAの優勝がかかる一戦で投打で存在感を発揮したい。
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