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日本ハム宮西尚生、前人未踏の通算400ホールドへ「鉄腕」全開

2023 6/14 11:00SPAIA編集部
日本ハムの宮西尚生,ⒸSPAIA
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ⒸSPAIA

日米通算登板数歴代7位の「鉄腕」

日本ハムの宮西尚生投手(38)がNPB史上初の通算400ホールドに迫っている。今季は23試合に登板して1勝1敗1セーブ11ホールドをマークし、通算831試合で37勝38敗13セーブ391ホールド。自身の持つ通算ホールド記録を更新し続けており、節目の400ホールドまで「あと9」としている。

市尼崎高から関西学院大を経て2007年大学生・社会人ドラフト3巡目で入団し、プロ16年目。左のサイドハンドから繰り出すキレのいいストレートとスライダー、シンカーを武器に2016、2018、2019年の3度、最優秀中継ぎ投手に輝いた。

ルーキーイヤーから14年連続50試合以上に登板。昨季は24試合登板にとどまり、岩瀬仁紀(元中日)の持つNPB記録の15年には届かなかったものの、831試合登板はMLBでの登板数を含めた日米通算記録でも歴代7位だ。

宮西の上には岩瀬仁紀(1002試合)、米田哲也(949試合)、金田正一(944試合)、五十嵐亮太(906試合)、梶本隆夫(867試合)、小山正明(856試合)の6人しかおらず、今季60試合に登板すれば梶本を抜いて歴代5位に浮上する。現役では屈指の「鉄腕」と呼んでも異論はないだろう。

推定年俸2億円ダウンもプロ野球記録樹立

昨年9月に左肘のクリーニング手術を受け、オフの契約更改では年俸2億5000万円から2億円ダウンの5000万円に大減俸。50試合登板も途切れ、屈辱的なシーズンとなった。

今季は首脳陣の信頼を取り戻し、5月20日のオリックス戦では五十嵐亮太のプロ野球記録を更新する824試合連続救援登板。6月10日の阪神戦では8回から2番手で登板して無失点に抑え、味方打線の勝ち越しを呼び込んで791日ぶりの勝利を挙げた。

入団2年目の2009年と5年目の2012年、9年目の2016年と3度の優勝を経験したが、ここ4年はBクラスが続いている。新庄剛志監督2年目の今季からエスコンフィールド北海道に本拠地を移し、若手も着実に成長。もう一度、勝利の美酒を味わうために鉄腕はまだまだ衰えを見せるわけにはいかない。

※成績は6月12日現在

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