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ヤクルトとオリックスの日本シリーズ成績「東西対決」は東京の10勝1敗

2021 11/13 07:00SPAIA編集部
ヤクルトの高津臣吾監督とオリックスの中嶋聡監督,ⒸSPAIA
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ヤクルトは日本シリーズ5勝2敗

クライマックスシリーズはセ・リーグ優勝のヤクルトと、パ・リーグを制したオリックスがともに最短で勝ち上がり、日本シリーズでの対決が決まった。両チームの日本シリーズ成績を振り返ってみたい。

ヤクルトは8回目の日本シリーズで、過去5勝2敗。勝率.714と高確率で日本一に輝いている。

ヤクルトの日本シリーズ成績


前身の国鉄、サンケイ時代を含めても優勝に縁のなかったチームが初優勝したのが1978年。広岡達朗監督の「管理野球」でペナントを制し、日本シリーズでも4連覇を狙う阪急を破って日本一に輝いた。

「ID野球」の野村克也監督に率いられた1990年代はヤクルトの黄金時代と言えるだろう。1992年に阪神とのデッドヒートを制して2度目の優勝。日本シリーズでは西武に敗れたが、翌1993年にはセ・リーグ連覇し、日本シリーズでも西武に雪辱を果たした。

以降、1995年、1997年と隔年で日本シリーズ優勝。現監督の高津臣吾がクローザーに君臨して絶対的な安定感を誇った。

若松勉監督が就任3年目の2001年には4年ぶりにリーグ優勝。日本シリーズでは「いてまえ打線」の近鉄を4勝1敗で下して日本一に輝いた。

真中満監督が就任した2015年にも14年ぶりのリーグ制覇を果たしたが、日本シリーズではソフトバンクに敗れている。

オリックスは阪急時代を含めて4勝8敗

一方のオリックスは25年ぶりの日本シリーズ。オリックスとしては3回目、前身の阪急時代も含めると13回目のシリーズで、過去4勝8敗だ。

オリックスの日本シリーズ成績


パ・リーグでは無類の強さを誇った阪急も、日本シリーズではV9巨人の壁に5度もはね返された。1975年、上田利治監督の下、前期優勝を果たし、後期優勝の近鉄とのプレーオフを制して日本シリーズ進出。セ・リーグで初優勝した広島を4勝2分けで下し、悲願の日本一に輝いた。

山田久志、福本豊、加藤秀司ら充実の戦力を誇った阪急は以降、日本シリーズ3連覇。1978年にリーグ4連覇は果たしたが、日本シリーズではヤクルトに敗れた。

1984年にはブーマーが3冠王に輝き、リーグ優勝。しかし、日本シリーズでは広島に敗れた。

オリックスになって初優勝したのが仰木彬監督に率いられた1995年。阪神・淡路大震災が起き、「がんばろうKOBE」を合言葉に一丸となっての頂点だった。しかし、日本シリーズではイチローが野村監督のID野球に翻弄され、1勝4敗で敗退した。

翌1996年にはリーグ連覇を果たし、日本シリーズでも巨人を撃破。地元・神戸で仰木監督が宙を舞った。

ヤクルトは日本シリーズでオリックスに全勝

また、東京に本拠地を置くチームと大阪に本拠地を置くチームが戦う「東西対決」は過去11回あり、東京の10勝1敗となっている。

日本シリーズの東京対大阪


11回のうち9回は巨人と南海の対決。南海が唯一勝ったのが1959年、杉浦忠が4連投4連勝した日本シリーズだった。

1989年は巨人と近鉄が激突。近鉄が3連勝したが、3戦目で勝利投手になった加藤哲郎の発言が巨人ナインの闘志に火をつけ、逆転4連勝で巨人が日本一となった。

2001年は先述のヤクルトvs近鉄。中村紀洋、ローズらの強力打線で勝負を挑んだ近鉄を、初戦で勝利投手になった石井一久(現楽天監督)らヤクルト投手陣が封じ込んだ。

ヤクルトとオリックスが日本シリーズで戦うのは阪急時代も含めて3回目だが、オリックスが近鉄との合併球団であることを考えると4回目とも言える。しかも過去3回は全てヤクルトが日本一に輝いている。

東京五輪の中断期間があった2021年は、全体の日程がズレ込んでおり、日本シリーズは11月20日に開幕する。冷え込みが厳しくなり、冬の足音が聞こえる時期にどんな熱い戦いが繰り広げられるのか。第1、2戦は京セラドーム大阪、3、4、5戦は東京ドーム、6、7戦までもつれれば、ほっともっとフィールド神戸で開催される。

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