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センバツの選考基準は?神宮枠、21世紀枠とは?今さら聞けない選抜高校野球

2020 1/23 13:01SPAIA編集部
甲子園球場ⒸSPAIA
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選抜高校野球の選考基準

毎年春に行われる選抜高等学校野球大会。「センバツ」という通称で呼ばれ、夏の甲子園と呼ばれる全国高等学校野球選手権大会と並び、春の甲子園とも呼ばれる。各都道府県のトーナメントを勝ち上がってきた学校が出場する夏の大会と比べて「出場校が選ばれる仕組みがわからない」という方も意外と多いのではないだろうか。

選抜高校野球は、その名前の通り、運営委員会から選出された選考委員の選抜によって決定される。運営委員会は日本高等学校野球連盟と毎日新聞社、ならびに両者によって選考された委員によって構成される。委員会は出場校選考基準にもとづいて出場校を選出している。

選考対象となる学校は全国8地区に分けられ、地区ごとに枠数が異なる。地区別の出場枠とは別に明治神宮大会枠、21世紀枠と呼ばれる特別枠が存在する。

センバツの出場枠は次の通り。

北海道=1
東北=2
関東東京=6
東海=2
北信越=2
近畿=6
中国四国=5
九州=4
明治神宮大会枠=1
・21世紀枠=3

全32チームが選抜高校野球に出場し優勝を争う。地区ごとの一般選考枠については、前年の秋季各都道府県大会や地区大会の成績をもとに出場資格が与えられ、神宮枠や21世紀枠では、それぞれで異なる選考基準が用いられる。

地区の出場枠が増える明治神宮大会枠

明治神宮大会枠とは、東京の神宮球場で行われる明治神宮野球大会で優勝した学校が所属する地区に、選抜高校野球の1枠を割り当てるという仕組みのこと。初めて導入されたのは2003年で、この年の優勝校は岐阜県の中京(現中京学院大中京)だったため、岐阜を含む東海地区の出場枠が一つ増やされた。

ちなみに2020年の選抜高校野球大会も、2019年の明治神宮大会で愛知県の中京大中京が優勝したため、東海地区が1枠を獲得している。

21世紀枠とは

21世紀枠は「センバツの招待大会としての特性を生かし、高校野球の模範的な姿を実践している学校を選ぶ」という理念から制度化された枠。野球部としての強さだけではなく「模範的」という基準で3校が選定される。

運営委員会が掲げる具体的な条件は次の通り。

1.秋季都道府県大会のベスト16以上(※加盟校が129校以上の都道府県はベスト32以上)
2.以下の推薦例のいずれかに当てはまること
・少数部員、施設面のハンディ、自然災害など困難な環境の克服
・学業と部活動の両立
・近年の試合成績が良好ながら、強豪校に惜敗するなどして甲子園出場機会に恵まれていない
・創意工夫した練習で成果を上げている
・校内、地域での活動が他の生徒や他校、地域に好影響を与えている

1次選考で北海道を除く(北海道は単独で1地区を形成するため)46都府県の高野連から1校ずつが推薦され、8地区に分けて行われる2次選考で各地区1校ずつが候補として絞り込まれる。大会出場校を決定するセンバツ選考委員会当日に開かれる21世紀枠特別選考委員会で北海道を含めた9校の中から東日本(北海道、東北、関東・東京、東海、北信越)と西日本(近畿、中国、四国、九州)に分けて1校ずつ、全地区から1校が選ばれる。

21世紀枠は2001年の大会から採用された仕組みで、毎年のようにどの学校が出場するのか、注目されるポイントの一つとなっている。

2020年の出場校決定はいつ?

2020年の出場校は、2020年1月24日に行われる選考委員会によって決定される。21世紀枠については、2019年12月13日に全国9地区の候補校がすでに発表されており、この中から出場校が選出されることになっている。

21世紀枠の各地区候補校は次の通り。

北海道:帯広農
東北:磐城(福島)
関東・東京:宇都宮(栃木)
東海:近大高専(三重)
北信越:敦賀(福井)
近畿:伊香(滋賀)
中国:平田(島根)
四国:城東(徳島)
九州:本部(沖縄)

出場校の選考はまず21世紀枠、その後一般選考枠という順番で行われるのが通例だ。

2020年の大会は、3月19日から13日間の日程で開催予定。試合の行方に大きく関わる組み合わせ抽選会は、3月13日の午前9時から行われる予定となっている。


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