八戸学院光星が仙台育英に競り勝つ
2023年の高校野球春季東北大会は八戸学院光星(青森2位)が優勝した。6月11日に盛岡市・きたぎんボールパークで行われた決勝で仙台育英(宮城1位)に3-2で勝利。17年ぶり2回目の頂点に立った。
決勝は八戸学院光星の先発マウンドに上がった洗平比呂が2回に自らソロ本塁打を放って先制。4回に仙台育英が追いついたが、光星は8回に4番・長谷陸翔のタイムリー二塁打で3-1と勝ち越した。
先発の洗平は8回裏に1点を失ったものの9回2死まで145球、2失点の力投。最後は岡本琉奨が締めて昨夏の甲子園優勝校を破った。光星は今夏、2年連続12回目の甲子園を目指す。
佐々木麟太郎擁する花巻東は準々決勝敗退
頂点まであと一歩届かなかった仙台育英も初戦(準々決勝)で一関学院(岩手2位)に7回コールド勝ち、準決勝は盛岡三(岩手3位)に完封勝ちと堂々の決勝進出だった。夏は深紅の大優勝旗を全員で返しに行きたい。
高校通算134本塁打のスラッガー、佐々木麟太郎を擁する花巻東(岩手1位)は、初戦で仙台商(宮城2位)に完封勝ちしたが、準々決勝で明桜(秋田1位)に敗退。佐々木に一発は出なかった。
1年時から騒がれていた佐々木も甲子園出場は2年春のセンバツのみ。市和歌山に初戦で敗れ、自身も4打数無安打だった。高校最後の夏は甲子園で特大のアーチを描けるか。
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