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2023年の高校野球春季北信越大会は日本航空石川（石川2位）が優勝した。6月6日に石川県立野球場で行われた決勝で星稜（石川1位）に7－3で快勝。「石川対決」を制し、2季ぶり3回目の頂点に立った。
決勝は星稜が初回に1点を先制し、2回にも1点を追加したが、日本航空石川はその裏に同点に追いつくと、3回にも2点を奪って勝ち越し。7回にも3点を追加し、3投手のリレーでリードを守り切った。
春季石川県大会決勝で敗れた相手にリベンジ。夏も避けては通れないライバルを倒し、2017年以来3回目の甲子園を目指す。
準優勝の星稜は初戦で丹生（福井1位）に完封勝ちし、準決勝でも帝京長岡（新潟1位）に競り勝ったが、頂点には届かなかった。昨年は春夏連続で甲子園に出場した名門が、今夏は22回目の出場を目指す。
元日本ハムの芝草宇宙監督が率いる帝京長岡は、初戦で小松大谷（石川3位）に打ち勝って4強入り。今夏は初の甲子園を狙う。
遊学館（石川3位）も初戦で上田西（長野1位）にサヨナラ勝ちし、準決勝も敗れたとはいえ日本航空石川に1点差まで詰め寄る接戦。2015年以来、甲子園には出場していないが、日本航空石川と星稜に割って入ることができるか。
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