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名球会入り3人!ソウル五輪野球日本代表メンバーと試合結果

2020 6/11 06:00SPAIA編集部
ドジャース時代の野茂英雄Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

プロ入りした13人のうち3人が名球会

1988年に開催されたソウルオリンピック。公開競技として行われた野球で、日本代表は銀メダルを獲得した。当時の代表メンバーと結果を振り返る。

ソウル五輪野球日本代表

社会人選手が17人、大学生が3人のメンバー中、13人が後にプロ入り。しかも、野茂英雄(新日鉄堺)、古田敦也(トヨタ自動車)、野村謙二郎(駒澤大)の3人は名球会入りする名選手となった。まさしく当時のアマチュア最高峰の選手が集った豪華メンバーだった。

隻腕ジム・アボットを攻略できず銀メダル

予選リーグではプエルトリコに7-1、チャイニーズタイペイに4-3、オランダに6-1と3連勝し、準決勝に進出。決勝をかけた地元・韓国との一戦は、後にプロで68勝を挙げる石井丈裕(プリンスホテル)が先発し、シンカーを武器にプロ通算82勝55セーブをマークした潮崎哲也(松下電器)が中継ぎ、日米通算201勝の野茂英雄が締めるという豪華リレーを繰り出し、3-1で勝った。

決勝の相手は前回ロサンゼルス大会と同じアメリカ。先発は後にメジャーで活躍する隻腕サウスポー、ジム・アボットだった。

日本は2回に1点を先制するが、4回、先発の石井が逆転2ランを被弾。代わった渡辺智男(NTT四国)が追加点を許すと、日本の反撃も及ばず3-5で敗れた。アボットは意地の完投勝利。ロサンゼルスの雪辱に燃えていたアメリカに屈し、2大会連続の金メダルを逃した。

投手陣はプロ入り後、計440勝

後にプロ入りした13人の通算成績は表の通り。

ソウル五輪代表のプロ通算成績

投手陣は西武入りした選手が多い。1988年ドラフト1位の渡辺智男、同年2位の石井丈裕、翌1989年ドラフト1位の潮崎哲也、同年2位の鈴木哲と4人の五輪戦士が2年間のドラフト1、2位を占めた。

また、野茂英雄は1988年ドラフトで8球団競合の末に近鉄入り、吉田修司は同年1位で巨人に入団。6人で計440勝92セーブを挙げている。

野手陣もそうそうたるメンバーだ。野村謙二郎は1988年ドラフト1位で広島入りし通算2020安打、米崎薫臣は同年1位で近鉄入り、中島輝士は同年1位で日本ハム入り、小川博文は同年2位でオリックス入り、笘篠賢治は同年3位でヤクルト入りした。

翌1989年には古田敦也が1位でヤクルト入りし通算2097安打、大森剛は1位で巨人入りと、いずれも高い評価を受けてプロの世界に入った。7人で合計6498安打、566本塁打を放っている。

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