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中村三兄弟の三男・中村兼三が柔道界に残した功績を振り返る

2016 12/16 20:07
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出典 http://shk-ac.jp/blog/hiu/

柔道界で三兄弟といえば、3人そろってオリンピック出場を果たした中村佳央・行成・兼三さんだろう。特に三男の兼三さんは見事に金メダルを獲得した。しかし、幼少期の頃、その三男が最も素質がないと言われていたことをご存知だろうか?今回は兼三さんの生い立ちや功績を振り返っていく。

3人の中で一番センスがない

中村兼三さんは福岡県で八百屋を営む一家に生まれた。3人の兄に影響され、5歳の時に柔道を開始。最初は遊び感覚だったのだが、ロサンゼルスオリンピックで山下泰裕さんが金メダルを獲得する姿をテレビで見て感動。いつか3人でオリンピックに出場することを夢見て練習に励む。
しかし、身長に恵まれてパワーを活かした柔道をする長男の佳央さん、小柄ながら切れの良い技を武器とした柔道をする次男の行成さん、この2人に比べると兼三さんは特筆すべき才能というものを持っていなかった。
次々に結果を出していく兄たちに比べると、兼三さんの実績は平々凡々。母親から柔道をあきらめるように言われたこともあったそうだ。

高校で寝技を叩きこまれる

転機が訪れたのは高校生の時だった。2人の兄が進学した東海大五高に進学すると、徹底的に寝技を教え込まれる。背負い投げや大外刈など、ある程度のセンスが必要になる立ち技と違って、寝技は練習量が最も大事。何時間も何十時間もかけて寝技を練習した。
高校3年生の時には春の高校選手権で3位入賞という結果を出す。さらに、11月の全日本新人体重別選手権で2位に。ようやく2人の兄と肩を並べられるくらいの成績を残せるようになったのだ。

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