GAORA SPORTS独占インタビュー18日放送
阪神・中野拓夢がGAORA SPORTSのインタビューで盗塁への高い意識を明かした。ルーキーイヤーの2021年に30盗塁をマークして盗塁王に輝き、2022年も23盗塁、2023年も20盗塁を記録したが、昨季はわずか6盗塁。今春キャンプでは現役時代に5度の盗塁王に輝いた赤星憲広臨時コーチから指導を受けた。
「(自分は)盗塁をしないといけない選手だと思っています。臨時コーチで指導いただいた赤星さんにも、走らないとだめだと言われているので。赤星さんに、特にメンタル面でアドバイスもいただいたので、“とにかくスタートを切る”その意識でやっています」
今季は14試合で早くも3盗塁。クリーンアップへつなぎ、チャンス拡大する2番として重要な役割を果たしている。
また、打率.250の打撃については「シーズン入ってなかなか最初のヒットが出なくて、ヒットがほしいというところで、すごく大事にいってしまってた部分があったので…あまり今の状態でいいとは言えないですが、自分の中で悪い感覚は正直ないので、あとはタイミングをあわせて振るだけだと思います」と前を向く。
藤川球児監督が就任したチームの雰囲気については「ON・OFFの切り替えがあり、ベンチも含めてチームの雰囲気はいい状態。昨年とは盛り上がり方はまた違うなという感じがしています」と明かした。
さらにXで募集したファンからの質問の中に、中野が登場曲にしているベリーグッドマン・MOCAさんから「もしも野球と出会ってなかったら、今何していたと思いますか?」という投稿を発見。中野は「バスケをやっていたので、バスケですかね。野球は友達に誘われて始めたのですが、その友達に誘われてなかったらバスケをやっていたと思います」と当時のエピソードを交えながら語った。
「リーグ優勝・日本一を奪還してファンのみなさんと喜びを分かち合えるように頑張っていきたいと思います」と意気込む中野。GAORA SPORTSで生中継される4月18日の広島戦の試合開始30分前枠「ガオトラ聴きタイガー」のコーナーで、独占インタビューが放送される。