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ボブスレーのルールとは?

2017 2/9 09:26
ボブスレー オリンピック
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出典: Daniel Huerlimann-BEELDE / Shutterstock, Inc.

冬季オリンピックにも採用されているボブスレー。 しかし、日本人メダリストが過去に存在しないこともあってか、なんとなく、形は知っていてもどのような競技なのか、どうやって選手が競っているのか、ということはあまり日本では知られていません。 今回はボブスレーのルールについて説明します。

そもそもボブスレーとは?

ボブスレーは氷上のF1とも評されるように、最高速度130km/h~140km/hで専用のソリに乗ってコースを滑走し、そのタイムを競う競技です。 元々はソリ遊びを起源としており、スイスのアルプス地方で発達したといわれています。 そのスピードと迫力が最大の魅力とされ、冬季オリンピックでは1924年の第1回大会から正式種目に採用されています。 オリンピックでは、当初は男子のみの競技でしたが2002年のソルトレイクシティー大会より、女子の競技も正式種目に追加されました。

オリンピック種目にはどういった競技があるのか。

現在、オリンピックには、男子二人乗り、男子四人乗り、女子二人乗りが正式種目として採用されています。 2日にわたって競技は行われ、全長約1300mのコースを4回滑走し、そのタイムで順位を競います。 スタートと同時にソリを押して勢いをつけ、選手が全員乗り込み(この時点で1人でも乗り込めなかった選手がいた場合は、当該チームは失格となります。)、先頭のドライバーがハンドルを操作して滑走します。 当然、総重量が重い方が加速度が増して有利になるため、それぞれの種目にあった、(ソリを含めた)総重量が規定されています。

勝負のポイントは?

前述したように、ボブスレーでは加速度が非常に重要なのですが、重りに制限が付いているため、この点での差はあまり生じません。 加速という点ではまず、最初のソリを押すときのダッシュが重要です。初速が遅くなってしまえば、いくら加速度が高かったところで勝負になりません。このダッシュは50m~60mあり、そこでいかに選手が息を揃えて加速できるかが重要なのです。 そのために、競技に参加する2人ないし4人が息を合わせソリを押し、また乗車する時に減速させないようにする訓練が行われることになります。

実はソリも重要

ボブスレーのソリは鉄製のシャーシにカバーがつけられており、形は流線形です。 そして先頭部にハンドルがつけられており、後部にはブレーキがつけられています。但し、ブレーキについては、フィニッシュラインを超えてからでないと使うことはできません。 最近ではF1レーシングカーの様に技術の発展が進んでおり、各社がソリの開発に力を入れています。 ソリの性能によっても順位が大きく変わるスポーツなのです。 実際にバンクーバーオリンピックでは、イタリア代表はフェラーリ製、ドイツ代表はBMW製を使用していました。 日本でもその技術を生かして「下町ボブスレー」と称して開発がすすめられましたが、2018年大会では日本代表はこれを不採用とすることを決定しています。

日本代表の戦績

最初にも述べたように、ボブスレーは日本では決して盛んなスポーツとは言えません。 国内で実際に競技ができるのも長野県の1か所だけです。 ソチオリンピックにも日本代表は出場していますが、4人組については、26位で4回戦に進むことができず、2人組も28位で4回戦に進むことができませんでした。 基本的にはヨーロッパに強豪が集中しているスポーツであり、中々メダルの獲得に期待大!といえる競技には届かないのが現状です。

まとめ

以上のようなルールで、ボブスレーは競われています。 映像を見ればその迫力は伝わりますが、この迫力を見出すポイントをしっかりと理解してみれば、チームが強い理由、日本がまだまだな理由も分かるというものです。

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