そもそもボブスレーとは?
ボブスレーは氷上のF1とも評されるほど、スリルと迫力に溢れた競技だ。冬季オリンピックの正式種目にも採用されている。
基本的には2人もしくは4人がカバーのついたソリを押し、勢いのついたところで一斉に乗り込み、ドライバーがハンドルを操縦してコースを滑走する。
最高時速は130km/h~140km/hにも達する。オリンピックなど正式な競技として競う場合には、総重量についても規定が定められている。
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冬季オリンピックの正式種目にも採用されているボブスレー。何となく聞いたことはあるという人はいるだろうが、日本人には馴染みの薄いスポーツだ。ボブスレーを体験するにはどこに行けばいいのだろうか?
ボブスレーは氷上のF1とも評されるほど、スリルと迫力に溢れた競技だ。冬季オリンピックの正式種目にも採用されている。
基本的には2人もしくは4人がカバーのついたソリを押し、勢いのついたところで一斉に乗り込み、ドライバーがハンドルを操縦してコースを滑走する。
最高時速は130km/h~140km/hにも達する。オリンピックなど正式な競技として競う場合には、総重量についても規定が定められている。
日本でボブスレーを経験できる場所は非常に限られている(コースまで体験できるのは1か所しかないようだ)。
最も積極的にボブスレー体験会などを実施しているのは長野市の「長野市ボブスレー・リュージュパーク」(長野市中曽根3700)。ここで実施されているボブスレー体験会は回数は非常に限られているが(平成28年度現在で予定されているのは1回のみ)、選手が実際に大会で使用するスタートからコースを体験できる。
値段も5000円とアクティビティとして決して手頃とは言えないが、サポート体制も万全で安全にボブスレーを体験できる。
実際にボブスレーに乗り、映像でその迫力やスピード感を体験する施設がかつて冬季オリンピックが開催された長野市・札幌市にある。
実際に一般の人が体験できるのかは明らかにされていないが、北海道大学のキャンパス内でレールボブスレーによる、ボブスレー競技のスタートの体験ができるようだ。
ボブスレーは前述したように、ソリを加速させそのタイムで競う。重量制限があり、ブレーキについてもフィニッシュラインを超えてからでないと使用できないというルールがあるため、いかに初速を付け、維持しながら息を合わせて乗り込むかということが非常に重要だ。そのためのスタート練習をする施設がある。
日本国内ではボブスレーを体験できる場所は少ないが、海外ではカナダなどで体験できるツアーが組まれているようだ。
いまだ日本人メダリストも誕生しておらず、そこまで人気スポーツとは言えない上、コースと道具が必要になるので気軽に経験できるスポーツではないが、だからこそ一度体験してみるのもいいのではないだろうか。