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四国のハンドボールの強豪校について

2017 2/16 10:10
ハンドボール
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Photo by Ververidis Vasilis/Shutterstock.com

四国はそもそも学校数が少ないですが、その中にもハンドボールの強豪とされる高校が存在します。 今回は、少数ながら中国・四国大会だけではなく、全国(インターハイ)でも成績を残す四国の強豪校を紹介します。

高知の雄、土佐高校

土佐高校は、ハンドボールのみならず、甲子園出場等、スポーツの盛んな高校です。
ハンドボール部は、男子27回、女子3回のインターハイ出場を経験しています。 それ以外にも高知大会、四国大会制覇は複数回あり、中学校においても、全国大会に出場しています。中学校からハンドボールを始めている選手が多いのが一貫校としての特徴といえます。
学校は、伝統である自主的学習を通じて、カリキュラムの完全習得はもとより、より高い学力水準到達を目指して勉学に励む一方、スポーツ、文化面においても恵まれた指導者と施設の中でのびのびと活動することを標榜しており、広い施設を有効に活用した練習が行われています。

女子においては土佐高校と双璧、岡豊高等学校

男子は上記のように圧倒的な成績を残している土佐高校ですが、女子はここ5年ほどはインターハイから遠ざかっています。それ以前はインターハイ出場の常連でした。
土佐高校に並ぶ女子の強豪である岡豊高校は、部活において目標・目的を明確にし、和を重んじる精神を育成する、という目標を掲げています。これにならい、毎年目標を定め、その設定した目標の達成度をホームページでランク付けしており、それが公開されているのは珍しい特徴といえます。

香川県の強豪、香川中央高校

香川県内で男女とも堅実な成績を残しており、平成27年度はインターハイに男子が出場、春季の選抜大会には男女とも出場、特に男子はベスト8の成績を残しています。
練習においては、技術面はもちろん、コミュニケーションを大事にすることを心がけており、ハンドボールの上達たけでなく社会に出て必要となることを身につけることを重要視しています。特に男子は、全国制覇という壮大な目標を掲げています。
学校としては生徒一人一人にあったカリキュラムの作成を心がけており、進学先も多彩なのが特徴です。

徳島から全国へ、徳島市立高等学校

徳島県大会を2年ぶりに優勝し、全国にコマを進めたのは、徳島市立高等学校です。 昨年はインターハイ出場を逃しましたが、平成23・25・26年度はインターハイに出場している県内屈指の強豪校といえます。
学校としては、部活動も基本とする3本柱に入っていますが、進学にも熱心であり、毎年、京都大学や東京大学といった難関校への合格者を輩出しています。特に2年時から実施されるコース制には特徴があり、国際コースを選択すれば、英語の授業の割合が多くなるなど、生徒の希望に合った授業を行う仕組みが整っています。

男子は四国大会優勝を目指す、高松商業高校

男子は近年インターハイに出場してはいませんが、女子は連続でインターハイに出場しています。 高校のグラウンドのみならず、近隣の会社のグラウンドを利用する等、充実した設備の下、男子は四国大会優勝を目標に掲げて活動しています。
学校には、商業科の他、英語実務科、情報数理科が設置されており、商業高校でありながらも、4年制大学への進学を希望することができるのが特徴です。 部活動には全般的に力を入れており、ハンドボール部以外にも数々の部活動で県大会優勝を成し遂げています。

まとめ

そもそも人口も少ないことから、学校数の少ない四国地方ですが、全国大会でもある程度の成績を残している高校が少なくありません。 また、ハンドボール部においては“男女とも強豪校”という高校が多いのも特徴といえます。