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どんな展開にも対応できる青学の強さ 地力の差を見せつけた第50回全日本大学駅伝②

2018 11/16 07:00鰐淵恭市
駅伝ⒸShutterstock.com
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どんなレース展開にも対応できる圧倒的強さ

青山学院大の8人の走りを振り返ると、区間賞が2人、8人中7人が区間3位以内。3区の鈴木塁人(3年)だけが区間5位だった。ほぼ全員が安定した走りができるだけでなく、いろんな展開にも対応できるのが今の青山学院大の強みだ。

10月の出雲駅伝のように序盤から逃げ切るレースもでき、今回の全日本のように序盤でつまずいても焦らず挽回できる力もある。その力量にライバル校はお手上げだ。

ここ5年間の学生3大駅伝の結果を見ても、青山学院大が他校を圧倒している。

5年間の学生3大駅伝の結果

ⒸSPAIA

ライバルとの差は何なのだろう。今回の全日本で2位となった東海大、3位となった東洋大も優勝する可能性は十分にあったはず。

東海大は、ケガから回復したばかりの5区の鬼塚が本来の走りで青山学院大との差を広げれば、苦手な長距離区間で逃げ切れたかもしれない。

7区に山本修二(4年)、8区に1万メートルで今季の日本選手トップの記録を持つ相沢晃(3年)と、終盤にエースを持ってきた東洋大も、序盤の出遅れがなければと考えずにはいられない。特に2区でエース格の西山和弥(2年)が区間14位に沈むとは、誰も予想できなかっただろう。

ただ言えるのは、完璧な走りをしてようやく青山学院大に勝てるかどうか、というところだった東海大と東洋大。ここが青山学院大との差だ。

先述の通り、そこまでの遅れではなかったとはいえ、序盤は青山学院大も誤算があった。しかし、少しのミスをはね返すぐらいの余裕ともいえる力がある。それは圧倒的な選手層の厚さや、箱根4連覇中の経験なのかもしれない。彼らは多少の差では、びくともしないということだ。

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