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日本の歴代夏冬五輪獲得メダル数一覧、東京五輪で最多記録更新

2021 8/9 11:00SPAIA編集部
渡名喜風南,Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

金27、銀14、銅17の計58個のメダル獲得

東京五輪は空前のメダルラッシュに沸いた。7月24日の柔道女子48キロ級で渡名喜風南が銀メダルを獲得。これが夏冬合わせて日本選手500個目のメダルとなった。

同じ日に男子60キロ級の高藤直寿が日本人「金1号」に輝き、その後も各競技で続々とメダルを獲得。過去最多を記録した1964年東京五輪と2004年アテネ五輪の金16個、さらにメダル総数過去最多を記録した2016年リオデジャネイロ五輪の41個を上回り、金27、銀14、銅17の合計58個のメダルを獲得した。

夏季五輪大会別の日本のメダル獲得数が下の表だ。

日本の夏季五輪大会別メダル数


日本が初めてメダルを獲得したのは1920年のアントワープ五輪。テニス男子シングルスで熊谷一弥が銀メダルに輝き、男子ダブルスでも柏尾誠一郎と組んで銀メダルを2個獲得した。

初めての金メダルは1928年アムステルダム五輪で陸上三段跳びに出場した織田幹雄だった。同大会では競泳200メートル平泳ぎの鶴田義行も金メダルを獲得している。

パリ五輪の「メダル1号」が夏季五輪通算500個目に

1940年に開催が決まっていた東京五輪が日中戦争の拡大により中止となり、太平洋戦争に突入。敗戦後、日本が世界に向けて躍進をアピールしたのが1964年の東京五輪だ。

重量挙げの三宅義信が「金1号」となって口火を切ると、その後も「東洋の魔女」と呼ばれた女子バレーボールや、「鬼に金棒、小野に鉄棒」と称された小野喬を中心とした男子体操、金メダル5個を量産した男子レスリング、4階級中3階級を制した柔道など金16個、銀5個、銅8個の計29個のメダルを獲得した。

1988年ソウル五輪で金4個、1992年バルセロナ五輪と1996年アトランタ五輪で金3個と苦しんだ時期もあったが、アマチュアスポーツ界の地道な取り組みによって徐々に盛り返し、2004年アテネ五輪では1964年東京大会に並ぶ金16個を獲得。2016年リオデジャネイロ五輪では金12個、銀8個、銅21個の計41個(当時史上最多)を獲得した。

今回の東京五輪は、金メダル数でも合計メダル数でも史上最多。これで夏季五輪の合計メダル数が499となり、次回2024年パリ五輪の「メダル1号」が通算500個目のメダルとなる。

冬季五輪は平昌大会の計13個が最多

続いて冬季五輪のメダル獲得数も見ていこう。

日本の冬季五輪大会別メダル数


日本選手が冬季五輪で初めてメダルを獲得したのが1956年コルチナ・ダンペッツォ五輪。スキー・アルペンの男子回転に出場した猪谷千春が銀メダルに輝いた。

文字通り「冬の時代」が続いた日本のウインタースポーツだったが、1964年東京五輪に続く自国開催となった1972年札幌五輪では、スキージャンプ70m級で「日の丸飛行隊」と呼ばれた笠谷幸生、金野昭次、青地清二が金銀銅を独占。見事なジャンプで日本中を沸かせた。

2度目の自国開催となった1998年長野五輪では、原田雅彦の大ジャンプや「芸術的」とまで言われた船木和喜の美しいジャンプが日本中の感動を呼び、スピードスケートの清水宏保や女子モーグルの里谷多英が世界の頂点に立った。金メダル5個は冬季五輪の歴代最多記録だ。

2018年平昌五輪ではフィギュアスケートの羽生結弦やスピードスケートの小平奈緒、髙木菜那らが金メダルに輝き、ノルディック複合の渡部暁斗、スキージャンプの髙梨沙羅らがメダルを獲得。金4個、銀5個、銅4個の計13個は総数で過去最多記録となった。

2022年北京五輪ではいくつ獲得できるだろうか。日本選手の活躍が期待される。

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