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知らなかった!飛込競技の基本ルール

2016 10/3 15:52
飛込競技
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Photo by Diego Barbieri / Shutterstock.com

飛び込み競技と聞いて何を思い浮かべますか?
飛込競技のことは知っているけれども、内容はいまひとつわからないという方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、基本的なルールや採点などについて見ていきましょう。観戦時には一層楽しむことができますよ!

飛込競技ってなに?

飛込競技は、飛び込みやダイビングなどと呼ばれ、「飛び板飛び込み」と「高飛び込み」のふたつの競技があります。飛び板飛び込みは、弾力性に富んだ1メートルまたは3メートルの高さの板から飛び込みます。高飛び込みは、5メートル、7.5メートル、10メートルの高さから飛び込み、どちらも技の美しさなどを競います。
バラエティー番組などで芸人さんが10メートルの高さから飛び込む企画がありますが、あれが飛込競技で使われる飛び込み台です。実際に立ってみると結構高く、初心者は恐怖心を克服することから始めるようです。

飛込競技の基本ルール・飛び板飛び込み

飛び板飛び込みでは、弾力性に富んだ板が設置されており、出場者はその板に向かって助走、跳躍をし、空中で様々な演技を行います。演技には、回転やひねり、ポージングなど多くの種類があります。空中での演技だけでなく、着水するときも評価の対象となります。
例えば、水しぶきが上がらない入水であるノースプラッシュは非常に高い評点がつけられます。高飛び込みと比べると飛び板飛び込みの方が高度な技術を必要とされるため、ベテランの選手が比較的多くいます。

飛込競技の基本ルール・高飛び込み

高飛び込みは、飛び板飛び込みとは違い、板の弾力性はそれほど高くありません。しかし、5メートル以上の高さがあるため、飛び板飛び込みで跳躍した状態の高さから始めることができます。
しかし、高い位置から飛び込むということは、入水時には非常に速い速度になるため、ノースプラッシュでの入水の難易度が上がります。技を多く出せばよいというわけではなく、技の精度を高め、入水も美しく仕上げてはじめて高得点が取れるのです。

飛込競技の採点

飛び板飛び込み、高飛び込みの両方で自由選択飛びと制限選択飛びの2種類から飛び方を選ぶことができます。個人種目の場合、5人の審査員が採点を行い、最高点と最低点を除いた3人の合計点が得点として記録されます。採点は1人10点満点で、0.5点刻みで行われます。
技によって難易度が変わるため、難しい技であればあるほど得点は高くなります。しかし、競技時間が非常に短いため、少しでも失敗すると非常に低い点数になってしまいます。

飛込競技の魅力

飛込競技は残念ながら今のところメジャーなスポーツだとは言えないでしょうが、たくさんの魅力があります。サッカーやバレーボール、バスケットボールなどと比べて、競技人口が少ない分、トップになれる可能性が高いというのがそのひとつでしょう。
競技をするのはちょっと…という方は、見るだけでも十分に楽しさを知ることができます。個人競技だけでなく、ふたりで行うシンクロナイズドダイビングもあります。楽しみ方は多種多様です。

まとめ

いかがでしたか。飛込競技の概要について一緒に見てきましたが、調べてみるとここでは書ききれないほど非常に奥が深い競技です。ルールを知れば知るほど飛び込みの試合を一層面白く見ることができますね!

以上「知らなかった!飛込競技の基本ルール」でした。