「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

札幌記念はブラストワンピースが3強対決を制す 先週のSPAIA予想陣の結果とともに振り返る

2019 8/19 11:04SPAIA編集部
イメージ画像ⒸSPAIA
このエントリーをはてなブックマークに追加

ⒸSPAIA

最内枠を生かした好騎乗で勝利に導く

8月18日(日)、札幌競馬場では札幌記念(GⅡ・芝2000m)が行われた。GⅠレースさながらの好メンバーが集まった一戦について、レースの戦況とSPAIA予想陣の結果を振り返っていこう。

好スタートからすんなりと先手をとったのは、エイシンティンクル。向正面に入る頃には2番手のクロコスミア以下に大きなリードをつけて前半1000mを59.9の平均ペースで通過。しかし、徐々にリードがなくなり、3、4番手を追走していたサングレーザーとワグネリアンが先頭をうかがうところで直線へと向いた。

しかし、その2頭の間をうまく抜けたのは、ブラストワンピース。最内1番枠を生かした川田騎手の好騎乗が光ったレースだった。なお2着は昨年の覇者サングレーザー、中団から追い込んだフィエールマンが3着となっている。勝ちタイムは2:00.1だった。

サマーSPAIAシリーズ対象レースで馬券対決が行われたが、門田氏と喜畑氏が“文句なしの本命”と自信を持って推奨したフィエールマンは3着まで。三木氏の本命ワグネリアンは4着に終わり、3人とも馬券はハズレとなってしまった。

同じく同レースを予想していた東大ホースメンクラブは、本命にブラストワンピースを推奨しており、これは当たったかと思ったが、2着のサングレーザーが無印で惜しい結果に終わっている。

《予想記事》
【札幌記念】“3強”に割って入る馬はいるのか? 東大ホースメンクラブの本命はこの馬
【札幌記念】1番人気は連対率80% データ的にドンピシャなのはあの馬
【札幌記念】平均上がりは35.6 過去の馬場傾向から合うのは小回りでもダービー馬

混戦を制したのはダイメイプリンセス

小倉競馬場では、北九州記念(GⅢ・芝1200m)が行われた。短距離戦の重賞らしく先行争いは激しくなり、イエローマリンバ、ラブカンプー、モズスーパーフレアの3頭がほぼ横並びの展開で、前半600mを32.7と速いペースで通過。しかし、隊列は一団となったまま直線へと向いた。

混戦となった中、大外から突き抜けたのは9番人気のダイメイプリンセス。昨年のアイビスサマーダッシュ以来となる重賞2勝目を飾った。2着は内目をロスなく立ち回った3歳馬ディアンドル、3着はアンヴァルという結果に終わった。勝ちタイムは1:08.2だった。

こちらのレースもサマーSPAIAシリーズだったので、馬券対決の結果を振り返っておこう。このレースも門田氏と喜畑氏の本命は同じくシャドウノエルだったが、伸びを欠き11着。三木氏の本命アレスバローズはスタートで出遅れて6着となり、またしても3人ともハズレという結果になってしまった。

サマーSPAIAシリーズ途中結果ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

《予想記事》
【北九州記念】前走1着馬は複勝率43.8% 注目のデータは「牝馬」「前走1着」「4歳馬」
【北九州記念】今年は時計勝負にならない? 馬場傾向から浮かび上がってきた本命馬はあの馬