前走1着馬は複勝率43.8%
8月18日(日)に小倉競馬場で行われるのが北九州記念(GⅢ 芝1200mハンデ戦)である。札幌競馬場で行われる札幌記念と違い、こちらは毎年のように荒れるレースである。穴党にとっては考えごたえのあるレースだが、その半面なかなか当てるのが難しいレースともいえる。いつものように「データ」×「データ」ですんなりと予想を立てられるのか?
まずは「性別の成績」。
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1、2、3着の数字は同じようなものだが、率で考えると断然牝馬。「夏は牝馬を狙え」の格言はここでも通用するようだ。
続いて「前走の着順別成績」。
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前走1着の馬の複勝率がかなり高い。このレースに関しては勢いが大事ということ。最後に「年齢別成績」。
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生きのいい4歳馬の成績がいい。4歳以降は年を取るに連れて、成績が落ちているのがわかる。
3歳馬も10年で4回馬券に絡んでいる。4歳馬の降級制度廃止で賞金の少ない3歳馬はなかなか重賞に出られず、影響があるかと思ったが、今年3歳馬は古馬との混合重賞で(1,2,0,5)と、ここまでは頑張りを見せている。それだけに注意はしておきたい。
注目は「牝馬」×「前走1着」×「4歳馬」
ここまでまとめると、
「牝馬」×「前走1着」×「4歳馬」
これに当てはまるのが、シャドウノエル。ここまで8戦して4勝している優秀な馬。中京、中山で勝った時の時計は大したことないのだが、小倉で勝った未勝利戦では1:08.4でクラスを考えるとこちらは優秀。前走の福島で勝った時のタイムが同じく1:08.4で3勝クラスにしては遅く感じるが、これは福島で今年に行われた芝の1200mでは一番速いタイム。小回りで行われたレースでは速い時計で勝っている。北九州記念は1分6秒台の時計が出るレースでもあり、時計勝負は持ってこい。
対抗は牝馬ディアンドル。ここまで5連勝と勢いに乗る3歳馬。唯一負けたのが初戦だが、相手はのちに重賞2勝を挙げるファンタジスト。それにタイム差なしなら仕方がないか。今回それ以来のファンタジストとの対戦となる。勢いであの時の借りを返したいところ。
あとは4連勝とこちらも勢いに乗るミラアイトーン。データ的には少し乏しいが、今週公開した東大ホースメンクラブの「買えるのは軽ハンデ?トップハンデ? ハンデ戦を制するものが夏競馬を制す」であったハンデ戦は〇.5キロの馬がよく来るということでこの馬も入れておきたい。
このレースはサマーシリーズなので馬券対決。
買い目はシャドウノエルの単勝3000円と、シャドウノエルから馬連でディアンドルとミラアイトーンへ馬連1000円ずつで勝負。
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