オークス以来となる復活の勝利
先週末は2月13日(土)にクイーンC(GⅢ・芝1600m)、14日(日)には京都記念(GⅡ・芝2200m)と共同通信杯(GⅢ・芝1800m)と3つの重賞レースが行われた。AI予想エンジンKAIBAの予想は的中となったのか、それぞれのレース結果を振り返っていく。
今年は阪神競馬場での開催となった京都記念。本命は同舞台のエリザベス女王杯で3着と健闘したラヴズオンリーユー。対抗には2200m戦を得意としているステイフーリッシュ、以下ダンスディライト、ジナンボー、ワグネリアンに印を回した。
最内枠から逃げたハッピーグリンと2番手につけたステイフーリッシュの2頭が後続を5馬身ほど引き離して、2角から向正面へ。離れた3番手にポツンとダンビュライト、ラヴズオンリーユーは4番手からレースを進める。さらに内からスルスルと位置を押し上げていったジナンボー、ダンスディライトはそこから1列後ろの中団馬群、後方3番手にワグネリアンという隊列で1000mを59.3で通過していった。
3角で馬群が一気に縮まり、ハッピーグリンは後退。ステイフーリッシュが単独先頭で直線へと向いてしぶとく粘っていたが、そこへ外から差を詰めてきたのはラヴズオンリーユー。残り100mで交わすと1.1/4馬身差をつけて、2019年のオークス以来となる復活の勝利を飾った。3着のダンビュライトは無印だったものの、予想は◎○の上位評価2頭で的中した。
持ち前の瞬発力を発揮したエフフォーリア
近年はクラシックにも直結している共同通信杯。そんなレースでAIが本命に推したのはステラヴェローチェ。前走の朝日杯FSでは2着、1800mへの距離延長も難なくクリアすると分析した。対抗以下の印はシャフリヤール、エフフォーリア、ディオスバリエンテ、キングストンボーイとなっていた。
好スタートを切ったのはディオスバリエンテだったが、すぐさまディープリッチが先頭へ。2番手にタイソウ、3番手にエフフォーリア、その半馬身後ろにディオスバリエンテとステラヴェローチェ、さらに外にシャフリヤール、後方2番手にキングストンボーイという隊列で流れる。
3角手前で先頭はハートオブアシティに変わったが、ペースは遅く1400〜1600mのレースラップは10.8がマークされるほどの瞬発力勝負となった。前走で上がり33.5を使っているとはいえ、これまでスローペースの経験がなかったステラヴェローチェは切れ負けする形となり5着まで。
対照的に前走の百日草特別で瞬発力勝負のレースを制していたエフフォーリアにとっては願ってもない展開となり、2着以下を突き放す内容で快勝した。2着以下は接戦となったが、ヴィクティファルスが2着、3着はシャフリヤールという結果だった。
超良血馬アカイトリノムスメが勝利
桜花賞に向けて、何とか賞金を加算したいという思惑を持ってクイーンCへと参戦していた16頭。そうした中でAIは前走のシンザン記念では4着に敗れたものの、牝馬同士なら順当に好走が期待できるククナを本命に推奨。対抗以下はアカイトリノムスメ、イズンシーラブリー、ステラリア、ハッピーオーサムという予想だった。
横に広がった先行争いから抜けたのはエイシンヒテン。2番手にインフィナイトがぴったりと2番手をマークする。印を回した馬では5、6番手にアカイトリノムスメ、そしてククナはそれを見る形で中団追走、そこから2馬身ほど後ろにイズンシーラブリー、ステラリアとハッピーオーサムは中団より後方からレースを進めた。
直線に向いて残り400mで追い出され、伸びてきたのはアカイトリノムスメ。馬群を割ってククナ、外からアールドヴィーヴルも差を詰めてきたが、その追撃を凌ぎ切って重賞初勝利を果たした。母は牝馬3冠のアパパネという超良血馬、桜花賞でどのような走りを見せるのか注目が集まる。
本命のククナは残念ながら3着に終わり、またしても賞金を加算することができなかった。過去2戦よりは出していく競馬をして、勝ち馬を見ながらレースを進めたところまでは良かったが、直線で前が開くまでに時間を要してしまったのは結果的に痛かった。
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