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親子ゴルフ実現に向けて 小学生がゴルフを始める際の提案【ゴルフハウツー】

2021 2/1 06:00akira yasu
イメージ画像ⒸMicrogen/Shutterstock.com
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タイガー・ウッズと息子のチャーリー君

2020年12月19日と20日に開催された米チャンピオンズツアー(シニアツアー)の非公式イベント「PNCチャンピオンシップ」。この大会では、各選手が自分の息子や娘、孫たちとペアを組み戦う。

タイガー・ウッズは息子のチャーリー君(11才)とペアルックで出場。2日目はツアーの最終日でタイガーが必ず着る赤いウェアだった。プレー中のスイングや歩き方、打ったボールを目で追う姿など、あらゆる動きがそっくりなタイガー親子に釘付けのゴルフファンも多かっただろう。「こういうのを見ると子供とゴルフがしたくなる」といったコメントにもうなずける。

ゴルフは世代を問わず親子一緒に楽しめるものの、いざ自分の子供が始めるとなるとクラブや技術的な部分で様ざまな問題が出てくる。

クラブ選び

チャーリー君は体形にフィットした長さのクラブを使っていた。メーカーがチャーリー君用にカスタマイズしたものだろう。今後も体の成長に合わせ、カスタマイズされたクラブを使い続けるだろう。

一般的に子供の成長に合わせてクラブを変える(親が与える)ことは難しく、「今の身長に合わせたクラブでは、すぐに使えなくなってしまう」「長めのクラブだと、クラブを操作しにくい」といった問題が浮上する。

だが、できれば現在の身長に合ったクラブを使う方が良い。それは体に負担がかかりにくく、ボールに当てて飛ばす楽しさを実感できるからだ。また、身長が伸び多少アンダースペック(適正より短い・軽い)になっても使える。

オーバースペック(適正より長い・重い)のクラブは、うまく当たればインパクト時のパワーが大きくはなるが、スイングバランスが崩れてミート率が下がりやすい。そして怪我もしやすい。

原因の一つに、重量が約2倍のボールを重いラケットで打つとインパクト時の衝撃が大きくなることが挙げられているテニス肘(上腕骨外側上顆炎)。発症率はソフトテニスより硬式テニスの方が高いと言われている。同様に、ボールの重こそ変わらないゴルフでも、長く重いクラブを使う場合はインパクト時の衝撃が大きくなるためリスクが高まる。

練習場での練習

通常、アイアンはマットの上から打つが、安定してボールに当たるまでは低めにティーアップして打った方が良い。その方がボールに当たりやすい。また、ボールが飛んだ方が楽しく「当たる」という安心感により力みが抑えられ、リズミカルでテンポの良いスイングを覚えることができる。

大人がゴルフを始める場合は「コースデビュー」という目標があるため、最初からマットの上で打つことをベースに、うまく打てなかったとしても前向きに取り組めるだろう。しかし子供の場合は「ボールを飛ばすことを楽しめるかどうか」が大事。以後これは、ゴルフに取り組む上で重要になる。最初はどのクラブでもティーアップが得策だ。

いざラウンドへ

練習を重ねたら、いざコースラウンド。最初は午後から9ホール(ハーフ)だけプレーできるゴルフ場やプランを選ぶと良い。アプローチやバンカー練習場も併設しているゴルフ場なら、早めに行き普段できない練習をし、コースランドの計画を立てると良いだろう。

学年や上達度にもよるが、ジュニアが18ホールをプレーするには負担が大きい。そのため、色々とフォローする同伴プレーヤー(保護者)の負担が大きくなる。その場合は、ショートコース(全ホール100ヤード前後のゴルフコース)から慣らせていくのも効果的だ。

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