プロ野球における背番号18の名選手たち | SPAIA

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プロ野球における背番号18の名選手たち


2017年現役選手の背番号「18」

投手のイメージが強い背番号「18」。2017年各球団の背番号「18」は下記の選手が背負っている。

日本ハム:岡大海選手(外野手)
ソフトバンク:松坂大輔選手(投手)
ロッテ:藤岡貴裕選手(投手)
西武:多和田真三郎選手(投手)
楽天:不在
オリックス:岸田護選手(投手)
広島:不在
巨人:杉内俊哉選手(投手)
DeNA:不在
阪神:不在
ヤクルト:寺島成輝選手(投手)
中日:鈴木翔太選手(投手)

不在:4球団
永久欠番:0球団
投手:7球団
捕手:0球団
内野手:0球団
外野手:1球団

2017年シーズンは8球団が背番号「18」を着用しそのうち7球団が投手の番号となっている。日本の伝統として背番号「18」はエース、またそれに準ずる選手が着用することが多く不在の球団は、相応しい投手の出現を待っているともいえそうだ。

そのなかで唯一、野手の番号となっているのが北海道日本ハムファイターズだ。2016年シーズンまで斎藤佑樹選手が背負っていたが、2017年シーズンより岡大海選手が着用。球団史上初めて野手がこの番号を背負うことになった。

受け継がれる巨人のエースナンバー「18」

伝統の球団である読売ジャイアンツのエースナンバーは長らく「18」となっている。しかし、チーム創設期は必ずしも「18」がエースナンバーではなかった。それは、沢村栄治選手が「14」、スタルヒン選手が「17」を背負っていたからだ。(スタルヒン選手は1年だけ「18」を着用)

しかし、1946年から中尾輝三選手(1948年から碩志に改名)がこの番号を背負い通算209勝。以降、藤田元司選手、堀内恒夫選手、桑田真澄選手とエースが引き継いできた。これらの投手達は背番号の重みに負けることなく好成績をマークし、球史にその名を残している。
桑田選手がメジャーリーグのピッツバーグ・パイレーツへ移籍後、2007年から欠番となっていたこの番号を引き継いだのが杉内俊哉選手だ。

杉内選手は福岡ソフトバンクホークスからFA権を利用し2012年に巨人へ移籍。その際に背番号「18」がひとつの誠意として巨人から提示されたのだ。このとき「巨人の生え抜きではない杉内投手に対して「18」を渡すのはいかがなものか」との声があったのは事実だ。しかし、移籍から3年連続2ケタ勝利を達成し一定の成績を残したと言えるだろう。
杉内選手はその後2015年7月に故障のため二軍降格。10月に手術を受け2016年シーズンは一軍登板無し。また、2017年現在ケガでリハビリを行っており、今後の復活登板に期待が掛かっている。

西武の「18」は郭選手から松坂選手へ

1998年の高校野球において春夏連覇を達成した横浜高校・松坂大輔選手。同年のドラフト会議では西武ライオンズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズの3球団が1位で入札。抽選の末に西武が交渉権を獲得し入団し背番号「18」を与えられた。当時、西武の背番号「18」はエースナンバーというわけではなかった。

当時、1987年から1997年まで「オリエンタルエクスプレス」と称された郭泰源選手が着用。そして1年の空白があり松坂選手が背負ったことでエースナンバーと認識されるようになったのだ。

その松坂選手が2006年オフにメジャーリーグ移籍した後は2年のブランクを経て、横浜高校の後輩でもある涌井秀章選手へと渡った。涌井選手は背番号が「18」となった初年度の2009年に沢村賞を受賞。背番号「18」を5年間まっとうした。
涌井選手がFA権を行使し千葉ロッテマリーンズへ移籍しチームを離れた後も、2015年ドラフト1位の多和田真三郎選手へと受け継がれている。

郭選手、松坂選手、涌井選手と西武で実績を残しており、多和田選手にも同様の期待が掛かる。

「人間機関車」こと米田哲也選手

「人間機関車」「ガソリンタンク」などの異名を取り、プロ野球史上2位となる通算949試合に登板している米田哲也選手。鳥取県・境高校時代に甲子園出場はなかったもののプロから注目を浴び、1956年に阪急ブレーブスへ入団。背番号「18」を与えられた。

2年目となる1957年から21勝をマークすると、日本記録となる19年連続二ケタ勝利を達成。金田正一選手(巨人他)に次ぐ史上2位となる通算350勝をマークしている。また、先発登板626試合、被安打4561本、敬遠120、失点1940、自責点1659が日本記録だ。

米田選手は阪急で1975年途中までプレーし阪神タイガース、近鉄バファローズへ移籍。その両チームでは「18」を背負うことはなかった。また、これほどの記録を残した選手ではあるが、阪急において永久欠番とはなっていない。

阪急からオリックスに親会社が変わった後も、背番号「18」はドラフト1位の野中徹博選手、杉本友選手ら有望選手が背負い、現在は岸田護選手が着用している。現代野球において米田選手のような350勝を達成することはむずかしいが、その名に恥じない成績を残すことを期待したい。

メジャーリーグで「18」を背負っている選手たち

メジャーリーグの世界で背番号「18」がエースナンバーという認識はない。そのためか、日本人投手が海を渡ったさいに背番号「18」を与えられることも多い。
2017年現在も岩隈久志選手(マリナーズ)、前田健太選手(ドジャース)がこの番号を背負ってプレーしている。かつては松坂大輔選手(現・ソフトバンク)がボストン・レッドソックスに移籍した際も背番号「18」だった。

しかし、日本では背番号「18」を背負った田中将大選手(ヤンキース)は背番号「19」だ。これは田中選手がヤンキースに移籍した当時、黒田博樹選手が同番号を着用していたためである。

また、メジャーリーグで背番号「18」は2球団において永久欠番となっている。クリーブランド・インディアンスとシンシナティ・レッズだ。

インディアンスの背番号「18」を背負っていたメル・ハーダー選手は20年間のメジャー生活で通算223勝(186敗)をマーク。その後、コーチとしても20年以上にわたり複数球団で活躍した名選手、名コーチである。また、2016年終了時点で選手、コーチ双方で20年以上にわたりユニフォームを着た唯一の人物でもある。

ハーダー選手の功績を讃え1990年にインディアンスは背番号「18」を永久欠番としている。

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