山﨑福也が2ケタ勝利へ4度目挑戦

京セラドーム大阪で行われている首位・オリックスと2位・ロッテの2連戦。オリックスがリーグ3連覇へ王手をかけて迎える第2戦の先発は、山﨑福也とルイス・カスティーヨと発表された。
オリックスの山﨑は今季20試合に先発して9勝5敗、防御率3.55、QS(6回以上自責点3以下)は7度記録と、ここまでまずまずの投球を見せている。前回先発した13日の日本ハム戦(エスコンF)では、3回71球を投げて8安打3失点でKOとなった。そこから中6日で今日の登板を迎える。
ロッテ戦には今季4試合に登板して1勝1敗、防御率4.87と相性はあまりよくない。藤岡裕大、ポランコ、安田尚憲と主力の左打者は軒並み打率1割台に抑えているが、11打数4安打と打たれている中村奨吾を筆頭に、右打者をどう抑えるのかが好投のポイントとなりそうだ。
8月19日の日本ハム戦で自身初の2ケタ勝利に王手をかけてから、3試合足踏みが続いている。本拠地で優勝との同時達成なるか注目だ。
中9日で先発するカスティーヨ
一方、ロッテのカスティーヨは今季3試合の救援含め10試合に登板して2勝3敗、防御率3.86、QSは3度記録している。前回登板は10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で、左脇腹の肉離れからの復帰登板となった佐々木朗希の後を受け、4回から2番手として登板。4イニング53球を投げ、3安打5奪三振1失点だった。
オリックス戦には2試合に登板して0勝1敗、防御率2.70とまずまずの成績。先発した8月8日(ZOZOマリン)の対戦でも、6回90球を投げて6安打2失点に抑えていた。中9日で迎える今日の先発マウンドでも好投が期待される。
敵地・京セラドーム大阪では初登板。優勝が目前に迫る異様な雰囲気の中、新助っ人がどのようなピッチングを見せるのか注目だ。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
楽天・藤井聖-ソフトバンク・大関友久(楽天モバイル)
西武・渡邉勇太朗-日本ハム・上原健太(ベルーナドーム)
【セ・リーグ】
ヤクルト・石川雅規-中日・メヒア(神宮)
阪神・伊藤将司-巨人・山﨑伊織(甲子園)
広島・大瀬良大地-DeNA・東克樹(マツダスタジアム)
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