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【月間MVP】セはバウアーと岡本和真、パは山﨑福也と頓宮裕真のオリックス勢

2023 7/11 13:27SPAIA編集部
オリックスの山﨑福也と頓宮裕真,ⒸSPAIA

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バウアーは4勝、38奪三振、岡本和真は7本塁打、19打点

プロ野球の6月度「大樹生命月間MVP賞」が発表され、セ・リーグはトレバー・バウアー(DeNA)と岡本和真(巨人)、パ・リーグは山﨑福也と頓宮裕真のオリックス勢がダブル受賞した。

バウアーは4試合に先発し、リーグトップの4勝、38奪三振をマーク。登板全試合でQS(6回以上自責点3以下)を記録するなど安定した投球を見せ、交流戦初優勝に大きく貢献した。投手部門でのDeNAからの受賞は昨年8月度の今永昇太以来。前身球団を含め、外国人投手の受賞は球団初の快挙となった。

岡本は全21試合に4番打者として先発出場し、リーグトップの7本塁打、19打点、長打率.706をマーク。交流戦のMVPと合わせてダブル受賞となった。昨年3、4月度以来2度目の受賞で、巨人から打者部門での受賞も自身の昨年3、4月度以来。

山﨑福也は4勝、頓宮裕真は打率.372、7本塁打

山﨑はプロ9年目で嬉しい初受賞。6月は4試合に先発してリーグトップの4勝を挙げた。3日の中日戦から10日のDeNA戦、16日のヤクルト戦と交流戦で3連勝し、25日のソフトバンク戦でも今季最長の8.2回を投げて月間無敗の4連勝。5月27日の西武戦から自身5連勝とし、3連覇を目指すチームに勢いをつけた。

頓宮もプロ5年目で初受賞となった。6月は全22試合に4番、5番として先発出場し、リーグトップタイの29安打、リーグトップの打率.372、7本塁打、57塁打、長打率.731の成績を残した。11日のDeNA戦では2本塁打を放つなど持ち前の長打力でチームの月間勝ち越し(14勝8敗)に貢献。8試合でマルチ安打(3試合で猛打賞)を記録し、リーグ打率ランキングでトップを走っている。

オリックスの投打ダブル受賞は2022年9、10月度(山本由伸と吉田正尚)以来。

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