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ヤクルトの2023「年男」 飛躍期待の山下輝&丸山和郁の大卒2年目コンビ、復活期す代打の神様

2023 1/1 11:00SPAIA編集部
ヤクルトの2023「年男」,ⒸSPAIA
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期待の2021年ドラ1・2コンビ

2023年の干支は「卯」。プロ野球選手の年齢でいえば24歳となる1999年生まれ、36歳のベテランになる1987年生まれが年男だ。各球団、どんな選手が年男になるのか注目してみたい。今回はヤクルトの年男を取り上げる(支配下選手のみ)。

リーグ3連覇を目指す今季、大きな期待がかかるのが山下輝と丸山和郁の2021年ドラフト1、2位コンビだ。

山下は昨季、プロ入り前に左尺骨を疲労骨折していた影響で、6月末にようやく二軍で初の実戦登板と出遅れた。それでもシーズン終盤の9月22日にプロ初登板初先発を果たすと、2度目の先発で7.2回を無失点に抑えプロ初勝利もマーク。日本シリーズでも先発のマウンドに上がるなど、貴重な経験を積んだ。

実力の片鱗を示した2年目左腕には今季、シーズンを通しての活躍が期待される。チームはリーグ連覇こそ果たしたが、2年連続で2ケタ勝利投手が出ていない。先発投手不足は明らかな中、山下がその救世主となれるか。開幕から先発ローテーション入りし、今年は自身の力でチームを優勝に導きたい。

一方の丸山は昨季、開幕一軍入りを果たすと主に守備固めや代走として71試合に出場し、打率.233、1本塁打、9打点、2盗塁をマーク。勝てば連覇が決まる9月25日の試合では、新人初の優勝を決めるサヨナラ打を放ち、ペナント制覇の立役者にもなった。

1年目は即戦力として十分な働きを見せた一方で、スタメン出場はわずかに7試合とレギュラーには程遠かった。ヤクルトの外野陣は青木宣親、塩見泰隆、サンタナに加え、昨年100試合以上に出場した山崎晃太朗が控えるリーグ屈指の布陣。レギュラーを勝ち取るためにも、走攻守全ての面でさらなる飛躍を遂げたい。

ヤクルトの丸山和郁

復活期す川端&荒木のベテランコンビ

1987年生まれの川端慎吾と荒木貴裕のベテランコンビも今季36歳を迎える年男だ。川端は2021年に代打でプロ野球歴代2位の30安打を記録。20年ぶりの日本一にも大きく貢献したが、昨季はケガの影響もあり、57打数10安打の打率.175に終わった。今季は万全の状態で開幕を迎え、代打の神様への復活を期す。

プロ14年目を迎える荒木も献身的な働きでチームに貢献してきたが、昨年の出場数は前年の100試合から47試合と大幅に減少した。それでも代打、代走、守備固めとマルチに活躍できるチームにとっては貴重な存在。ベテランユーティリティーとして今年もチームを支える。

プロ7年目となる梅野雄吾は今月13日に24歳となる。昨季はリリーフで41試合に登板したが、シーズン終盤に故障し、大事な時期にチームを離れることに。今季はシーズンフル回転で球団初のリーグ3連覇の原動力となる。

金久保優斗は2021年に10試合に登板して4勝を挙げ、防御率2.74をマーク。昨季はさらなる飛躍が期待されたが、わずか3登板に終わり悔しいシーズンとなった。今季は投球の質を上げ、先発ローテ入りを狙う。

2020年のドラフト5位・並木秀尊は球界でもトップクラスの足を生かして、外野のレギュラー争いに加わりたい。また、並木と同期のドラ1・山野太一も育成から再起を図る。

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