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ロッテ佐々木朗希とオリックス宮城大弥のライバル対決第2章に注目!

2022 4/10 11:00SPAIA編集部
ロッテ佐々木朗希とオリックス宮城大弥,ⒸSPAIA

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令和の怪物vs昨年の新人王

ロッテ佐々木朗希とオリックス宮城大弥のインフォグラフィック


ロッテ佐々木朗希とオリックス宮城大弥の今季初対決が早くも実現する。ともに2019年ドラフト1位でプロ入りした20歳。最速164キロを誇る「令和の怪物」と昨季13勝を挙げた新人王。右腕と左腕、投球スタイル、キャラクターなど全てが対照的ながら、実はプライベートでは仲の良い2人が先発する注目の一戦だ。

昨年10月14日の初対決では、佐々木が6回無失点、宮城が5回5失点で佐々木に軍配が上がったが、シーズンは宮城の所属するオリックスがロッテを振り切って優勝した。2人とも闘志を前面に出すタイプではないものの、内心期するものがあるだろう。

佐々木は昨年まで登板間隔を十分に空けながら大事に使われてきたが、心身ともに成長した今季は中6日のローテーションで回っている。前回3日の西武戦では8回で99球を投げて3安打、13奪三振、1失点と完璧な内容。昨季のオリックス戦も2試合に登板して防御率1.64をマークしており、不安はない。

昨年は宮城が大ブレイクしたが、今年は佐々木が大きく飛躍する番かも知れない。まずはライバルに投げ勝って実力を証明したい。

昨年の初対決のリベンジ狙う宮城

一方の宮城は今季2試合に登板してまだ白星はない。前回3日の日本ハム戦は6回8奪三振2失点と先発としての仕事は果たしたが、打線の援護に恵まれず勝利はつかなかった。

昨季はロッテ戦5試合に登板して1勝1敗、防御率4.88。レアードに14打数6安打、マーティンに10打数3安打1本塁打を喫しており、やはり両外国人には警戒が必要だ。ただ、15打数6安打の荻野貴司、11打数4安打の中村奨吾と打ち込まれた2人が不在なのは幸運かも知れない。

持ち前の緩急自在の投球でロッテ打線を手玉に取り、初対決で敗れた佐々木にリベンジを果たすか。見応え十分の投手戦が期待される。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
巨人・赤星優志-ヤクルト・高橋奎二(東京ドーム)
阪神・J.ガンケルー広島・遠藤淳志(甲子園)

【パ・リーグ】
日本ハム・上沢直之-楽天・瀧中瞭太(札幌ドーム)
西武・D.エンスーソフトバンク・大関友久(ベルーナドーム)

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