43歳の石川雅規が現役最年長
ヤクルト石川雅規が6月10日の西武戦(ベルーナドーム)で交流戦最多となる28勝目を挙げた。前日9日にソフトバンク和田毅が巨人戦(PayPayドーム)で白星をつかんで交流戦27勝目を挙げていたが、1日で突き放した。
球界1位、2位の年長投手が衰えを感じさせない元気な姿を見せている。2023年に40歳になるベテラン選手9人を紹介しよう。
2022年に福留孝介と能見篤史が引退し、最年長となったのがヤクルトの「小さな大投手」石川雅規。1月で43歳となり、学年は能見と同じ。身長167センチと小柄ながら、変化球を駆使した巧みな投球で通算185勝を積み上げてきた。名球会入り条件の通算200勝まであと少しだ。
次いで2月で42歳になったのが「松坂世代のラストサムライ」ソフトバンク和田毅。今季もすでに5勝を挙げており、まだまだ衰えを見せていない。
3位が41歳のヤクルト青木宣親。早稲田大の同級生・鳥谷敬は引退したが、青木は現在もスタメンで打線の中軸を担っている。すでに日米通算2600安打を超えているが、NPBのみでも1900安打を放っており、2000安打も現実味を帯びてきた。