2019年ドラフト1位の20歳が支配下登録
巨人の堀田賢慎投手(20)、鍬原拓也投手(25)、増田陸内野手(21)が11日に支配下選手登録された。背番号は堀田が「91」、鍬原が「46」、増田が「61」に決定した。
注目は2019年ドラフト1位の堀田だ。岩手県花巻市出身で青森山田高に進学し、3年夏は八戸学院光星に敗れて甲子園出場は果たせなかったが、星稜高・奥川恭伸(現ヤクルト)、東芝・宮川哲(現西武)の外れ外れ1位で巨人から指名を受けた。
そう、同期には大船渡高・佐々木朗希(現ロッテ)や興南高・宮城大弥(現オリックス)らすでに一軍で活躍している投手も多いハイレベルな世代だ。
堀田は1年目に右肘のトミー・ジョン手術を受け、2年目は育成契約に“降格”。昨夏の三軍戦でようやく実戦初登板を果たし、今春キャンプでもアピールを続けた。
オープン戦では2試合に登板し、計5回2安打5三振無失点と好投。186センチの長身からオーバースローで投げ込むストレートは150キロを優に超える。「将来のエース候補」と期待を寄せる桑田真澄投手チーフコーチの現役時代を大型にしたような本格派右腕だ。