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日米通算セーブ数ランキング、オリックス平野佳寿は名球会入りなるか

2021 9/10 11:00SPAIA編集部
平野佳寿,Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

ロッテ益田直也が史上17人目の通算150セーブ

ロッテの益田直也が8日のオリックス戦で通算150セーブを達成した。3点リードの9回に登板し、12球で3人を片付けて今季31個目のセーブ。チームの首位奪回に貢献し、自身2度目の最多セーブのタイトルにも前進した。

通算150セーブはプロ野球17人目。セーブが日本プロ野球に公式記録として採用されたのは1974年からで、まだ50年も経っていないこともあり、歴代のセーブ数ランキングには現役選手の名前も少なくない。オールドネームが並ぶ200勝とは異なる。

日米通算セーブ数ランキング


歴代1位は中日ひと筋にクローザーを務めた岩瀬仁紀。407セーブとともに、通算1002試合登板もNPB記録だ。セットアッパー時代も含めて15年連続50試合登板を果たし、最多セーブのタイトルも5度獲得した。

2位は「ハマの大魔神」と呼ばれた佐々木主浩。横浜で252セーブ、マリナーズで129セーブを挙げ、日米通算381セーブをマークした。

現ヤクルト監督の高津臣吾はシンカーを武器に活躍。ヤクルトで286セーブ、ホワイトソックスで27セーブを挙げ、日米通算313セーブを記録している。

名球会入りしたクローザーは4人

日米通算245セーブの藤川球児が4位、234セーブで5位に並ぶデニス・サファテと小林雅英、193セーブの江夏豊、182セーブの馬原孝浩続いて、現役最多の181セーブで9位につけているのが平野佳寿だ。

京都産業大から2005年ドラフト希望入団枠でオリックス入り。当初は先発で起用されたが、4年目の2010年から中継ぎに転向すると、2011年には43ホールドで最優秀中継ぎ投手に輝いた。その後クローザーとして活躍し、2014年には40セーブを挙げて最多セーブ。2018年からメジャー挑戦してダイヤモンドバックスとマリナーズでMLB計8セーブを挙げた。

今季から古巣オリックスに復帰し、今季ここまで31試合登板で1勝3敗17セーブ。チームとしてなかなか固定できなかったクローザーに収まった。

こうなると名球会入り資格が得られる通算250セーブに期待がかかる。年齢的に微妙だが、来季以降もクローザーとして起用されれば可能性はあるだろう。クローザーとしては岩瀬仁紀、佐々木主浩、高津臣吾、江夏豊(200勝で名球会入り)に続く5人目となるか注目だ。

現役では山﨑康晃、松井裕樹らも上位

ほかにも現役ではDeNA山﨑康晃が通算169セーブで11位、楽天・松井裕樹が165セーブで13位、オリックス増井浩俊が163セーブで15位、西武・増田達至が144セーブでロッテ益田に次ぐ18位となっている。

プレッシャーのかかる場面で登板数の多いクローザーは、ケガのリスクや蓄積疲労がつきまとう。岩瀬のように長期間、高いパフォーマンスを維持することは極めて困難だ。改めてその仕事ぶりに敬意を表したい。

※成績は2021年9月9日現在

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