セは3万票、パは2万票突破
「2020プロ野球月間最優秀バッテリー賞powered by DAZN」9月度の受賞者がセ・リーグは中日の祖父江大輔―木下拓哉のバッテリー、パ・リーグはロッテの澤村拓一―柿沼友哉のバッテリーに決まった。
セ・リーグは多村仁志氏、パ・リーグは中村紀洋氏が選考委員長として候補バッテリー3組を選出し、DAZNの公式Twitterでユーザーによる投票を行った結果、セは31080票のうち祖父江―木下のバッテリーが56.3%、パは20634票のうち澤村―柿沼のバッテリーが55.6%の得票率でトップだった。9月度の対象期間は8月25日~9月27日。
セは中日・祖父江大輔―木下拓哉
中日の祖父江大輔は、期間中の13試合に登板して7ホールドをマーク。木下とのバッテリーに限定すると7.2イニングだったが、防御率0.00と安定感は抜群だった。
8セーブ1ホールドをマークした阪神のロベルト・スアレス―梅野隆太郎のバッテリーは得票率2位の35.2%、期間中に2勝を挙げたDeNA・上茶谷大河―戸柱恭孝のバッテリーは同3位の8.5%だった。
祖父江は「試合では木下に引っ張ってもらうことが多く、木下に感謝しています。これから僕も成長して、木下を引っ張れるように努力していきたいと思います」と女房役に感謝のコメント。
木下も「祖父江さんとは、主に勝ち試合の終盤というヒリヒリした場面で組ませていただいています。祖父江さんの鬼のような形相に僕も刺激され、バッテリーで逃げることなく攻めた結果だと思います」と喜びを語った。
パはロッテ・澤村拓一―柿沼友哉
香月一也との交換トレードで巨人からロッテに移籍した澤村は、7試合連続無失点で1セーブ3ホールドをマーク。柿沼も期間中の打率は.182だったが、安定感のあるリードと強肩で貢献し、過半数の票を集めた。
期間中の防御率1.93、14イニングで15三振を奪ったオリックス・山本由伸―若月健矢のバッテリーは得票率37.9%、期間中の防御率1.50だった西武・増田達至―森友哉のバッテリーは得票率6.5%だった。
澤村は「この賞をいただけたということは、少なからずチームに貢献したということだと思うのでこれからも継続していきたいですし、チームの勝利に貢献することだけを考えて頑張ります」と逆転優勝へ意気込みを新たにした。
柿沼も「候補に上がっているのは見ていましたが、まさか選ばれると思いませんでした。澤村さんのおかげです」と澤村を持ち上げた。
データ提供:データスタジアム
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