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「プロ野球月間最優秀バッテリー賞」9月度パ候補3組の詳細データ

2020 10/7 14:59SPAIA編集部
オリックスの山本由伸(右)と若月健矢ⒸSPAIA
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ⒸSPAIA

オリックス・山本由伸―若月健矢

DAZNは「2020プロ野球月間最優秀バッテリー賞」9月度のセ・パ両リーグの候補バッテリー各3組を決定した。

セ・リーグは多村仁志氏、パ・リーグは中村紀洋氏が選考委員長として3組を選出し、DAZNの公式Twitterでユーザーによる投票を行い、最も得票率の高かったバッテリーをセ・パ各リーグの月間最優秀バッテリーとして表彰する。9月度の対象期間は8月25日~9月27日。

パ・リーグの候補1組目はオリックスの山本由伸―若月健矢のバッテリー。山本は期間中5試合に先発し、3勝2敗ながら防御率1.29、35イニングで38奪三振、若月とのバッテリーに限定しても防御率1.93、14イニングで15奪三振とハイレベルな投球を見せた。

選手会長としてチームを引っ張る若月は、期間中の打率.250、5打点と打撃面でも貢献。山本―若月のバッテリーのRSAA(同じイニング数で平均的な投手に比べてどれだけ失点を防いだかを示す指標)はパ・リーグ13位の3.5となっている。中村氏は「投手だけでなくチーム全体を支える要となっている」と若月の存在感の大きさを評価した。

オリックス・山本由伸―若月健矢バッテリー

西武・増田達至―森友哉

2組目は西武の増田達至―森友哉のバッテリー。益田は期間中13試合の登板でリーグトップの10セーブをマーク。森とのバッテリーに限定しても6試合の登板で防御率1.50の成績を収めている。

昨季の首位打者・森は今季は不振に苦しんでおり、期間中は打率.241、1本塁打、6打点。スタメンを外れた8月27日の日本ハム戦でサヨナラ勝ちすると涙を流すシーンもあった。増田―森のバッテリーのRSAAは1.8。中村氏は「森の復調がチーム躍進のカギを握るだけに大きな期待が寄せられる」と期待感を示している。

西武・増田達至―森友哉バッテリー

ロッテ・澤村拓一―柿沼友哉

3組目の候補はロッテの澤村拓一―柿沼のバッテリー。香月一也との交換トレードでロッテに加入した澤村は、移籍後7試合連続無失点で1セーブ3ホールドをマークした。柿沼とのバッテリーに限定すれば2イニングとは言え、気迫あふれる表情で記録した防御率0.00は誇れる成績だろう。

柿沼も期間中の打率は.182だが、安定感のあるリードと強肩で貢献度は高い。澤村―柿沼のバッテリーのRSAAは0.9。中村氏は「澤村は早くもマリーンズに欠かせない戦力となっている」とコメントしている。

ロッテ・澤村拓一―柿沼友哉バッテリー

データ提供:データスタジアム

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