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関メディベースボール学院中等部から関西選抜に大挙14人、注目は大型左腕・上床駿斗

2025 4/23 06:30SPAIA編集部
関メディベースボール学院の選手たち,関メディベースボール学院提供
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関メディベースボール学院提供

5月10、11日に全日本地域対抗選手権

中学硬式野球・ポニーリーグの「2025ECCインビテーション広澤克実杯全日本地域対抗選手権大会兼日本代表選手選考会」が5月10、11日に佐賀と長崎で行われる。

全国のチームから地域ごとに選抜チームを結成し、北海道・東北連盟、関東連盟、東海・関西連盟、中四国連盟、九州連盟、沖縄連盟の6チームが参加。出場選手の中から日本代表を選考し、コルト日本代表(U-15)、ポニー日本代表(U-14)として6月にインドネシアとフィリピンで行われるアジアパシフィックゾーンチャンピオンシップトーナメントに出場。勝ち上がれば8月にアメリカで行われるワールドシリーズに出場する。

アメリカ発祥のポニーリーグは世界各地に広がっており、日本国内でもチーム数は増加傾向。元巨人監督の高橋由伸氏やオリックスの宮城大弥らプロ野球選手も多数輩出しており、現在はヤクルト、巨人、阪神で通算306本塁打を放った広沢克実氏が理事長を務めている。

中山・パンダカップMVPの上床

兵庫県西宮市の関メディベースボール学院中等部からはコルトに5人、ポニーに9人の計14人が東海・関西連盟に選出。注目は将来を嘱望される最速140キロの大型左腕・上床駿斗だ。

上床駿斗

上床駿斗投手・外野手


昨年12月に中国で行われた中山・パンダカップでクローザーとして打者15人に対して被安打1、奪三振9、無失点の好投を見せ、優勝に貢献。大会MVPに輝いた。

関メディ中等部出身の今朝丸裕喜(報徳学園高)が阪神にドラフト2位で入団し、今春センバツにも山梨学院・藤田蒼海ら中等部OBが多数甲子園に出場したが、上床は彼らに劣らない逸材。中学ですでに身長180センチを超えており、今大会はもちろん、日本代表に選出されれば世界一に導く活躍が期待される。

ほかにも関メディで主将を務める中ノ上悠太や中山・パンダカップで優秀選手賞に輝いた千葉航大、コルトに選出された関メディのエース横山璃久と俊足の井田陵介らも注目株。コルト東海・関西連盟は10日に長崎ビッグNスタジアムで関東連盟と、ポニー東海・関西連盟は同日に佐賀・みゆき球場で同じく関東連盟との初戦に臨む。

井戸伸年総監督は「14人も選んでいただき、光栄です。最高のパフォーマンスを発揮して一人でも多く日本代表に選ばれてほしいですね。子供たちにとって海外でのプレーは最高の経験になるので楽しみです」と笑顔を見せた。関メディから選出された選手は以下の通り。

中ノ上悠太

中ノ上悠太遊撃手

佐々木奏太

佐々木奏太投手・外野手

千葉航大

千葉航大投手・遊撃手

山中一真

山中一真捕手・外野手

佐々木晴大

佐々木晴大三塁手・遊撃手

開田壮

開田壮捕手・三塁手

中濱輝力

中濱輝力外野手・二塁手

内堀孔雅

内堀孔雅外野手・内野手

中西琢人

中西琢人捕手・一塁手

大日野新

大日野新投手・外野手

辰巳翔生

辰巳翔生投手・外野手

横山璃久

横山璃久投手・外野手

井田陵介

井田陵介捕手・外野手


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