聖光学院が青森山田を下して優勝
2025年の第97回選抜高校野球大会の選考資料となる秋季大会が各地で行われている。東北大会は10月20日に決勝が行われ、聖光学院(福島1位)が3-2で青森山田(青森1位)を下して7年ぶり2回目の優勝を果たした。
97回目の春は東北から3校選出されるため、聖光学院の3年ぶり7回目、青森山田の2年連続4回目のセンバツ出場は確実と見られる。
決勝は青森山田が初回に2点を先制したが、聖光学院は2回に同点に追いつくと、7回に1点を勝ち越し。先発マウンドに立った左腕・大嶋哲平が8回途中2失点に抑え、管野蓮に継投してリードを守り切った。
聖光学院は11月20日に開幕する明治神宮大会に出場。夏は2001年の甲子園初出場から19回出場と21世紀の福島県代表をほぼ独占しているが、センバツは来春出場が決まれば7回目となる。
青森山田もセンバツ当確、3校目は花巻東有利?
準優勝の青森山田も2年連続4回目となるセンバツ出場は間違いないだろう。決勝では惜敗したが、準決勝では花巻東(岩手2位)に完勝するなど実力を発揮。昨年は春夏連続で甲子園に出場して春8強、夏4強に進出したメンバーが残っており、来春も出場すれば躍進が期待される。
3校目は、ベスト4入りした花巻東と山形中央(山形3位)が有力候補に挙がるだろう。昨夏の甲子園に出場した花巻東は、巨人の古城茂幸三軍打撃コーチを父に持つ古城大翔が4番を務め、秋田商(秋田1位)、鶴岡東(山形1位)と県大会王者を撃破。一方の山形中央は大曲工(秋田3位)、一関学院(岩手1位)、日大山形(山形2位)相手に3勝しているが、準決勝で聖光学院に1-7と完敗だったことをどう見るか。
花巻東なら3年ぶり5回目、山形中央なら12年ぶり3回目となる。
97回目のセンバツは例年と同じ32校が出場。2025年1月24日に行われる選考委員会で一般選考29校、21世紀枠2校、神宮大会枠1校の計32校が決定する。3月7日に組み合わせ抽選が行われ、3月18日に開幕する。
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