関メディベースボール学院の幸明慶勲捕手
科学的な指導と元プロの豪華なコーチ陣によって社会人野球などに多くの選手を輩出している関メディベースボール学院(兵庫県西宮市)に強肩強打の有望捕手がいる。
幸明慶勲(こうみょう・けい=21)は福井の武生工業高を卒業後に関メディ入り。都市対抗予選の大阪ガス戦で相手の盗塁を6回中5回も刺したという強肩の持ち主だ。今春に卒業後は社会人野球の伏木海陸運送への入社が内定している。
2021年は公式戦16試合で打率.396、2本塁打をマーク。野球選手科に通った3年間で通算15本塁打、打率.352と打撃もパワフルだ。交流試合で対戦したオリックスのスカウトも「面白い存在」とうなったという。
元近鉄、オリックスの井戸伸年総監督(45)は「肩はプロでも十分通用する。パンチ力もある。リード面もよしさん(佐藤義則統括投手コーチ)からインサイドワークを学んで成長した。まだ粗削りな部分もあるが、将来が楽しみです」と素質の高さに太鼓判を押す。
阪急、オリックスで通算165勝を挙げ、コーチとしても田中将大ら数々の好投手を育て上げた佐藤義則氏は同学院の統括投手コーチを務めている。幸明が吸収した佐藤コーチのエッセンスは、間違いなく今後に活きてくるだろう。
トクサンTV【A&R】でその強肩ぶりを確認してほしい。近い将来、プロで「ケイキャノン」が炸裂する日も近いかも知れない。
トクサンTV【A&R】
1試合で5回も盗塁を刺す捕手、ガチバズーカ送球ご覧ください。
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