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バレーボール女子代表の真鍋政義監督が今季を総括「選手が本当に悔しさを実感できたことはプラス」

2022 10/24 16:14SPAIA編集部
バレーボール女子日本代表の真鍋政義監督
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ⒸSPAIA

真鍋監督「世界の壁を少しは壊せたのではないか」

バレーボール女子日本代表の真鍋政義監督が24日、オンラインで会見を行い、今季を総括した。

会見冒頭で真鍋監督は「ネーションズリーグでは、前半8連勝、後半5連敗。いいときと悪いときの違いを夏場に反省し、世界選手権に臨んだ。世界選手権では目標としていたベスト8に入り、最終的に5位という結果を残した。準々決勝ブラジル戦ではフルセットで最終的に逆転負けを喫したが、選手たちはよく頑張ってくれた」と振り返った。

また、「今年のテーマは『Breakthrough』、世界の突破口を見出そうということでやってきたけども、世界の壁(ベスト4)を少しは壊せたのではないかと思っている。今回その壁が少し低くなった。選手が本当に悔しいという気持ちを実感できたことはプラスだったと思う」と選手たちを労った。

世界と戦っていく上での日本の武器としてバックスパイクにも言及。「世界に通用したのは真ん中からのバックスパイク、それも速いスパイクが効果的だった」と手ごたえを口にした。その一方で、「ラリー中のバックアタックはセッターとスパイカーがピタッと合うのが少なかった。サーブも3セット目くらいから弱くなる傾向がある」とこれからの課題も忘れなかった。

選手では、キャプテンの古賀紗理那を高評価。「プレー面は本当に素晴らしい。特に速いバックアタックを、ブロックを見て打てるというのは世界でもそういない。そして、ブロックは断トツでいい。日本では当然トップ、世界でも上位、それくらい素晴らしい。キャプテンとしても、(年齢が)上の選手ともよく話をしますし、積極的に色んな選手と話をしていた。思っていた以上にキャプテンが合っているのかな」とべた褒めだった。

来季以降に向けては「一芸に秀でる選手が日本代表にはほしい。ある程度数字を見ながら判断もしようかなと思っている」と語り、Vリーグなど国内大会を見ながら世界に通用する選手を見極めていく考えだ。

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