16年リオ五輪最終予選以来の国内開催決定
日本バレーボール協会(JVA)は17日、2024年パリオリンピックの予選大会の一つである「FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023」について、男女ともに日本での開催が決まったことを発表した。オリンピック予選の国内開催は、男女ともに2016年のリオデジャネイロオリンピック最終予選以来となる。
同大会は2023年に世界6都市(男子3都市、女子3都市)での開催が予定されており、出場国(日本代表の対戦国)は12月19日(月)に発表される予定となっている。
開催日程と試合方式は以下の通り。
○開催日程
女子 2023年9月16日(土)~24日(日)
男子 2023年9月30日(土)~10月8日(日)
※男女 3 都市での同時開催。日本では男女大会を開催
※日本以外の開催都市は現時点で未定
○試合方式
男女ともに開催国・フランスを除く FIVB(国際バレーボール連盟)世界ランキング上位 24 カ国 (男子は2022年9月12日時点、女子は10月17日時点)のうち8カ国が参加し、総当たり戦を行い、上位2カ国が出場権を獲得する。
○JVA・川合俊一会長コメント
「パリ 2024 オリンピックの予選大会である『FIVB パリ五輪予選/ワールドカップバレー2023』の日本開催を実現することができ大変うれしく思います。
オリンピックの予選大会を日本に招致できるのは、2016年以来となります。これもひとえに関係者の皆さまをはじめ、日本中のファンの皆さまのバレーボールへの情熱や応援があってこそと心より感謝申し上げます。
皆さまご存じのように、今シーズン男女日本代表チームは各大会で好成績を残しており、世界の強豪とも渡り合えるチームになったと感じております。必ずや男女ともにパリ2024オリンピック出場権を勝ち取る姿を皆さまにお見せできることでしょう。ぜひオリンピック出場チームを決める世界屈指のハイレベルな戦いを、会場やテレビの前で楽しんでいただきたいと思います。
最後に、本大会招致のためにご支援、ご尽力くださったすべての方々に心から感謝申し上げますとともに、本大会が最高の大会になるよう今後一層努力してまいります。ぜひ最高の応援をよろしくお願いいたします」
○男子日本代表・龍神NIPPON フィリップ・ブラン監督コメント
「ホームの日本で開催されると聞いてとてもわくわくした気持ちになりました。今年度よりスタートした新体制で、私たちはパリ2024オリンピックでのメダル獲得という目標を当初より掲げています。パリ 2024 オリンピックの出場権を獲得することは、『ALL for PARIS 24』のスローガンのもとチーム全員で共有してきた、越えなければならない 1 つの大きな通過点でもあります。
今年の『FIVBバレーボールネーションズリーグ2022』大阪大会では多くのファンの皆さまの応援のおかげで、選手はいつも以上のパフォーマンスを発揮することができ、初のファイナルラウンド進出を果たすことができました。重要な大会をホームの日本で迎えられることに誇りを持ち、チーム一丸となって戦いたいと思います」
○女子日本代表・火の鳥NIPPON 眞鍋政義監督コメント
「日本開催が決まったことをうれしく思うとともに、パリ2024オリンピックが近づいていることを実感し、さらに身が引き締まる思いです。新体制となってから国内に海外チームを迎えて戦う大会は初めてとなるため、日本のファンの皆さまの前で試合をできることが非常に楽しみです。
私が監督に就任した時点ではオリンピック予選まで約1年半ありましたが、今はすでに1年を切っています。チームはこの半年間で着実に力をつけ、世界の強豪チームと互角に戦えるまでに成長しました。その成長した姿をぜひ会場やテレビの前で見ていただきたいと思います。そしてファンの皆さまの応援を力に変え、『オールジャパン体制』でパリ2024オリンピックの切符を勝ち取りたいと思います」
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