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【大相撲】令和5年九州場所最大勢力の部屋は?関取所属数ランキング

2023 11/17 06:00SPAIA編集部
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ⒸJ. Henning Buchholz/Shutterstock.com

追手風部屋が最多7人、木瀬部屋、伊勢ヶ濱部屋が続く

九州場所で熱戦が続く大相撲。力士が所属する相撲部屋は44部屋ある。令和五年九州場所で部屋ごとに十両以上の関取の所属人数をランキングにしたのが下の表だ。

令和五年九州場所の関取所属部屋ランキング


最多の7人を抱えるのは追手風部屋。時津風一門で、元幕内・大翔山の追手風親方が率いる角界の一大勢力だ。所属関取は東関脇・大栄翔を筆頭に翔猿、遠藤の人気力士や剣翔、大奄美、大翔鵬、日翔志と個性派が揃う。

6人で続くのが木瀬部屋。出羽海一門で、元幕内・肥後ノ海の木瀬親方の下、宇良、金峰山、美ノ海、英乃海、志摩ノ海、紫雷が所属している。

さらに5人で続くのが横綱・照ノ富士も所属する伊勢ヶ濱部屋だ。横綱・旭富士の伊勢ヶ濱親方が率いており、照ノ富士以外にも翠富士、熱海富士、宝富士、錦富士と師匠の四股名と同じく「富士」のつく力士が名を連ねている。

常盤山、立浪、佐渡ヶ嶽など8部屋が3人で並ぶ

関取3人で並ぶのが、常盤山、立浪、佐渡ヶ嶽、高田川、宮城野、境川、二所ノ関、九重の8部屋。常盤山は元小結・隆三杉の常盤山親方が率いており、大関・貴景勝に隆の勝、貴健斗が所属している。

立浪部屋は出羽海一門で、元小結・旭豊の立浪親方が率いる。大関・豊昇龍に明生、天空海の3人が所属している。

佐渡ヶ嶽部屋は二所ノ関一門で、佐渡ヶ嶽親方(元関脇・琴ノ若)の長男でもある東関脇・琴ノ若や西前頭十枚目・琴恵光、西十両筆頭・琴勝峰が所属している。

高田川部屋は元関脇・安芸乃島の高田川親方が率いており、二所ノ関一門に所属。湘南乃海、竜電、輝の3人が関取だ。

令和三年に引退した元横綱・白鵬の宮城野親方は伊勢ヶ濱一門の宮城野部屋で3人の関取を指導。北青鵬、伯桜鵬、天照鵬が稽古に励んでいる。

出羽海一門の境川部屋は元小結・両国の境川親方が率いており、妙義龍、佐田の海、平戸海が所属している。

二所ノ関部屋は元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方が友風、大の里、高橋の関取3人を指導している。

元大関・千代大海の九重親方が率いる九重部屋には、千代翔馬、千代丸、千代栄が所属している。

八角、高砂、時津風など7部屋は2人

日本相撲協会理事長でもある元横綱・北勝海の八角親方が率いるのが八角部屋。北勝富士と北の若の2人が所属している。

高砂部屋は元関脇・朝赤龍の高砂親方が朝乃山と朝紅龍を指導。元幕内・土佐豊の時津風親方が率いる時津風部屋は正代と時疾風の2人が所属している。

元幕内・大道の阿武松親方が指導する阿武松部屋は阿武咲と勇磨、元関脇・玉春日の片男波親方が率いる片男波部屋は玉鷲と玉正鳳、元関脇・玉乃島の放駒親方が率いる放駒部屋は一山本と島津海、元大関・栃東の玉ノ井親方が率いる玉ノ井部屋は東白龍と東龍の2人が所属している。

そのほか陸奥、荒汐、錣山、田子ノ浦、武隈、伊勢ノ海、出羽海、大嶽、二子山、春日野、藤島、鳴戸、錦戸、雷の各部屋は1人ずつ関取が所属。今後、勢力地図はどのように塗り替わっていくだろうか。

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