北海道の雄、函館大学附属有斗高校
今年度の全国選抜大会にコマを進めた北海道・函館の男子校です。
残念ながら、1回戦で敗退してしまいましたが、函館大会では常勝校であり、インターハイ出場を目指しています。
「報恩感謝・常識涵養・実践躬行」という校訓三カ条に表れているような、周囲への気遣いができつつ、意志が強い生徒の教育を目指しているのが校風です。
特に出身で有名な選手がいるわけではありませんが、今後もコンスタントに成績を残せる高校でしょう。
Photo by Ververidis Vasilis / Shutterstock.com
中東の笛によって非常に注目を集めたスポーツであるハンドボール。 マイナーなイメージもあるスポーツですが、ハンドボール部を有する高校は少なくありません。 東北(北海道)では、冬季に雪が降り、グラウンドを使った練習は十分にできません。そんな中、頑張っている高校を紹介します。
今年度の全国選抜大会にコマを進めた北海道・函館の男子校です。
残念ながら、1回戦で敗退してしまいましたが、函館大会では常勝校であり、インターハイ出場を目指しています。
「報恩感謝・常識涵養・実践躬行」という校訓三カ条に表れているような、周囲への気遣いができつつ、意志が強い生徒の教育を目指しているのが校風です。
特に出身で有名な選手がいるわけではありませんが、今後もコンスタントに成績を残せる高校でしょう。
利府高校は平成27・28年度2年連続でインターハイに出場しています。
専用のコートを持ち、練習以外にもウェイトトレーニングに力を入れているのが特徴です。
平成9年に創部され、まもなく創部20周年を迎えます。各学年15人程度の規模ではありますが、これだけの実績と、毎年県の優秀選手を輩出している強豪校です。
OBは東北福祉大を始めとする地元大学の他、神奈川大学などの関東の大学、陸上自衛隊なども輩出しています。
青森山田高校は、人間育成・礼儀・精神力・自立度、という4つの柱で高校生の教育を行っており、OGに卓球の福原愛選手がいるように、スポーツが非常に盛んな高校です。
ハンドボール部は、平成28年度で部員が14名と少数ですが、昨年は県準優勝する等、甲子園の常連である野球部に引けを足らない実績を持っています。
練習は週6日、平日は3時間、休日は4時間の練習です。拘束時間がさほど大きくないことから特進クラスの生徒も在籍し、文武両道を目指しています。
青森県は、男子には特定の王者が存在するわけではなく、様々な高校がしのぎを削っている状況ですが、女子には絶対女王として青森中央高校が君臨しています。
男子も平成21年にインターハイに出場していますが、女子は8年連続、20回の出場を成し遂げています。
校訓「誠実勤勉」「敬愛和親」「積極進取」に示された、自己の目標に向かってひたむきに努力する 、自立した人間の育成を目指すことを目標に掲げており、青森市内唯一の総合学校です。
宮城県の女子ハンドボールの最強女王は聖和学園です。
なんと31年連続のインターハイ出場を成し遂げており、インターハイ優勝の経験もあります。
OB・OGは社会人の強豪、大崎電機の他、日本女子体育大学など、特に女子のハンドボールの強豪に進学・就職しています。OGの入間川浩子選手は、東京女子体育大へと進み、2006年7月に日本代表として世界学生選手権出場しています。
キャンパスごとに進路に合わせた様々なコースを設定しているのが特徴の学校です。
以上まとめたように、高校ハンドボールの東北・北海道地方には、男子は群雄割拠、といった感じですが、女子は、青森・宮城に絶対女王が君臨していることが分かると思います。 その牙城を崩す新興勢力が現れるのかにも注目です。