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【サッカーに愛された男たち】ワールドカップ歴代得点王の回想録

2017 6/30 12:56dada
ハメス・ロドリゲス
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解き放たれた怪物!2002年大会ブラジル代表ロナウド

ブラジルには「フェノーメノ(怪物)」の愛称で親しまれたロナウド氏(以下、敬称略)がいた。爆発的な加速とトップスピード、驚異的なフィジカルの強さ、ゴール前での落ち着き、その全てにおいて当時のロナウドの右に出る者はいなかった。怪物とはよく言ったもので、世界各地の強豪クラブで常に結果を出したロナウドは、代表での活躍もさすがだった。
2002年大会では、8得点を挙げて得点王になった。この大会は相次ぐ不審な判定やそれに伴う八百長問題で荒れた大会ではあったものの、ロナウドをはじめとしたブラジル代表は圧倒的な攻撃力を発揮し続けた。ロナウジーニョ選手やリバウド選手が第一線で活躍したのもこの頃で、日本のサッカー人気も一気に上向きになっていた頃かもしれない。人々はブラジル代表の魅せるサッカーに魅了されたのだった。
ロナウドは準決勝で1得点、決勝戦で2得点という大車輪の活躍を見せて優勝に貢献。この優勝でブラジル代表は通算5回目のW杯優勝を決めた。この記録は単独トップだ。
引退後は小さなクラブのオーナーや解説業、レアル・マドリードCF(以下、マドリード)の宣伝大使などを務めているようだ。

さすがの得点力!2006年大会ドイツ代表ミロスラフ・クローゼ

ミロスラフ・クローゼ氏(以下、敬称略)は、空中戦に圧倒的な自信を持ちどんな選手にも競り負けることなく、幾度となくヘディングシュートでゴールを奪ってきた。ドイツのいくつかのクラブを渡り歩きながら、2011-16シーズンまでSSラツィオ(以下、ラツィオ)に所属。多くのサポーターに惜しまれつつ、このクラブで引退している。
W杯には2002、2006、2010、2014大会と連続して出場しており、2006年大会では5得点を挙げて得点王となった。
GKやMFの層が厚かったドイツ代表ではあったものの、この時前線の選手層には少々物足りない印象があった。その穴を埋め続けたのがクローゼだった。
常にゴールを生んできたクローゼは2014年大会でW杯通算得点記録を16に伸ばし、同胞のレジェンドであるミュラーの記録を抜いた。この大会でドイツ代表は圧倒的な強さで優勝を収めている。
クローゼは大会終了後に引退を示唆し、2015-16シーズンのラツィオでの契約満了をもって引退。そのままドイツ代表のスタッフへの道を歩み始めた。
ドイツ代表に受け継がれる点取り屋のDNAは、今後も彼の指導を通じて続いていくのかもしれない。

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