J1昇格プレーオフで敗退した長崎へ
J1リーグ連覇を果たしたヴィッセル神戸のMF山口蛍選手(34)がV・ファーレン長崎へ完全移籍すると両クラブから23日に発表された。
山口はセレッソ大阪U-15からU-18を経て2009年にセレッソ大阪のトップチームに昇格。2016年にドイツ・ブンデスリーガのハノーファー96に移籍したが、半年後にセレッソ大阪に復帰し、2019年からヴィッセル神戸でプレーしていた。
J1リーグ通算359試合出場35得点、J2リーグ通算58試合出場2得点、リーグカップ通算34試合出場3得点、天皇杯通算33試合出場5得点、ACL通算30試合出場1得点、ブンデスリーガ通算6試合0得点。2013、2017、2023年にJリーグベストイレブン、2019、2020、2021年にJリーグ優秀選手賞、2020年にJリーグフェアプレー個人賞などに輝いている。
日本代表としても2014年ブラジル大会、2018年ロシア大会と2度のワールドカップに出場。国際Aマッチ48試合3得点をマークしている。
ヴィッセル神戸からは「ヴィッセル神戸のファン、サポーターの皆さん、今シーズンをもって6年間共にしたこのクラブを去る事にしました。6年間温かく見守って、サポートしてくれてありがとうございました。ヴィッセル神戸のリーグ3連覇とACL制覇を心より願っています」とコメントを発表した。
長崎は今季J2で3位に入りながらJ1昇格プレーオフ初戦でベガルタ仙台に敗退。セレッソ時代にJ2からJ1に昇格した経験を持ち、高いスキルと人間性も兼ね備える山口が長崎もJ1へ導くか。
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