最終戦で湘南ベルマーレに完勝
2024年度のサッカーJ1リーグ最終節が8日行われ、優勝に王手をかけていたヴィッセル神戸が満員のホーム・ノエビアスタジアム神戸で湘南ベルマーレを3-0で下し、昨季に続いてリーグ連覇を果たした。神戸は天皇杯と合わせて2冠となった。
勝てば優勝の決まる神戸は、前半26分に宮代大聖がこぼれ球を押し込んで先制。43分に武藤嘉紀のゴールで2点目を追加すると、後半25分に扇原貴宏が左足で会心の一撃を決めてダメを押した。
一方、勝ち点1差で追っていた2位サンフレッチェ広島はガンバ大阪に1-3で敗戦。勝ち点3差で逆転優勝に望みをかけていたFC町田ゼルビアも1-3で鹿島アントラーズに敗れた。
11月23日の決勝でガンバ大阪との関西対決を制して天皇杯も優勝した神戸は、充実の戦力でまさに黄金時代。2025年は鹿島(2007~09年)に続いて史上2チーム目の3連覇を狙うことになる。
ルヴァンカップは名古屋グランパスが11月2日の決勝でアルビレックス新潟を下し、2度目の優勝。国内3大タイトルの歴代優勝チームは以下の通りとなっている。
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