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浦和レッズMF宇賀神友弥が今季限りで現役引退「浦和の漢としての生き様を見せられた」

2024 11/26 11:36SPAIA編集部
宇賀神友弥,Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

6月に公式戦通算400試合出場を達成

J1浦和レッズは25日、MF宇賀神友弥(36)が今季限りで現役を引退すると発表した。

埼玉県戸田市出身の宇賀神は浦和レッズのジュニアユースからユースに進んだが、トップチームには昇格できず流通経済大学に進学。大学在学中に特別指定選手として浦和レッズにトップチーム登録された。

2010年3月6日の鹿島アントラーズ戦でJリーグデビュー。同年7月28日の京都サンガ戦でJリーグ初ゴールを決めるなど、1年目からリーグ戦26試合に出場した。

その後も2021年まで浦和レッズでプレーし、2015年のファーストステージ、2016年のセカンドステージ優勝などに貢献。2022年から2年間はFC岐阜でプレーし、2024年から古巣・浦和レッズへ復帰すると6月30日のジュビロ磐田戦で公式戦通算400試合出場を達成した。

浦和レッズではリーグ戦通算294試合16得点。日本代表としても、2018年3月23日のマリ戦に出場した。宇賀神のコメントは以下の通り。

「2024シーズンをもちまして現役を引退することを決断しました。25年前、この誇りあるエンブレムがついたユニフォームに袖を通した瞬間から浦和レッズというクラブに魅かれ、プロサッカー選手として活躍することを夢みました。 選手になるという夢を叶えた瞬間からこのクラブにタイトルという恩返しをしたいという思いだけでここまで走ってきました。

決して多くの恩返しはできませんでしたが『宇賀神友弥』というプロサッカー選手として、1人の人間として、そして浦和の漢としての生き様を見せることはできたのではないかと思っています。15年間という幸せなプロサッカー選手生活を支えてくれた全てのみなさまに感謝します。

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