元チームメイトのユンカーから情報収集
J1浦和レッズに新加入したDFマリウス・ホイブラーテン(28)が3日、オンライン会見に出席した。
身長184センチのセンターバックで、ノルウェー1部のFKボーデ/グリムトから完全移籍。ノルウェー以外のクラブでプレーするのは初めてだが、同席した土田尚史スポーツダイレクターは「広いエリアをカバーする左利きのDFで、攻撃面での貢献も期待している。センターバックに求める要素を全て兼ね備えた選手です。早くレッズの環境や日本の文化に慣れて、能力を最大限に発揮してもらいたい」と期待を込めた。
ホイブラーテンは「元々アジアでプレーする目標を持っていた。日本は文化的にも素晴らしく、浦和レッズでのプレーを決断するのは難しくなかった」と移籍の経緯を説明した。
浦和から名古屋グランパスに期限付き移籍したキャスパー・ユンカー(28)とは元チームメイトで、「キャスパーから聞いたのは生活面、日本の文化、浦和のクラブについてなど、全てポジティブな話だった。ベストなチョイスだと確信を持てた」と情報収集した上での移籍であることも明かした。
Jリーグについては「強度が高く、スキル、技術も高い。自分にとって素晴らしいチャレンジになる」と分析。「一番の強みはゲームの流れを読んでプレーするところ」とアピールした。
「マリウスと呼ばれるけど、日本ぽいクールなあだ名も期待しているよ」と呼びかけた新助っ人。サポーターに愛される選手として息の長い活躍が期待される。
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