鹿児島城西高時代に伝説「大迫、半端ないって!」
J1ヴィッセル神戸は8日、ヴェルダー・ブレーメンFW大迫勇也(31)を完全移籍で獲得したと発表した。
神戸は前日7日にイングランドのニューカッスルとの契約を解除されていたFW武藤嘉紀の獲得を発表したばかり。7月に今季J1トップの15得点を挙げていた古橋亨梧がスコットランドのセルティックFCへ移籍した穴を埋めるべく、立て続けの大物補強に成功した。
大迫は鹿児島城西高時代に冬の全国選手権で大会新記録の10得点をマークして準優勝。準々決勝で対戦した滝川二高の主将が「大迫、半端ないって!」と大迫のプレーに驚愕した様子が話題になった。
争奪戦の末に加入した鹿島アントラーズでは、5シーズンプレーして139試合出場で40得点。2014年にドイツ2部のTSV1860ミュンヘンへ移籍し、同年6月にドイツ1部の1.FC ケルン入り。2018年から同1部のヴェルダー・ブレーメンでプレーしていた。
ブンデスリーガ(1部)通算181試合出場で26得点。日本代表としても2014年W杯ブラジル大会や2018年ロシア大会など国際Aマッチ49試合出場で23得点をマークしている。