「チームのヴィジョンに強く共感」
J1ヴィッセル神戸は、FW武藤嘉紀が完全移籍で加入したことを発表。武藤は19年からスペインのエイバルに期限付き移籍をしていたが、今月3日にイングランドのニューカッスルとの契約を解除されていた。
東京出身の武藤はFC東京のアカデミーで育ち、FC東京U-18から慶應大に進学。大学在学中に特別指定選手としてFC東京でJリーグデビューを果たした。J1では51試合で23得点と活躍し、15年夏にドイツのマインツへ移籍。その後、17年にニューカッスルへ移籍したが、レギュラーに定着することはできず、19年からはエイバルでプレーしていた。
神戸は今季J1トップの15得点をあげていた古橋亨梧が先月、スコットランドのセルティックFCへ移籍。攻撃陣の補強が課題となっていたが、強力なストライカーの獲得に成功した。
6年ぶりのJリーグ復帰となる武藤はクラブを通じて、以下のコメントを発表した。
「この度、ヴィッセル神戸に加入することになりました武藤嘉紀です。チームの皆様から大きな熱意を持ってお誘いいただき、また自分自身もチームのヴィジョンに強く共感したため、今回の移籍を決断致しました。1 日も早くチームに溶け込み、神戸のサポーターの皆様には自分ができる最高のプレーをご覧いただき、一緒に勝利を分かち合いたいと思っております。
また、今までサッカーを通して知り合えたチームメイトやスタッフ、今回の移籍にお力添えいただきました方々、そしてこれまで支えてくださった全ての皆様への感謝を忘れずに精進してまいります」
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