中村憲剛氏が川崎フロンターレFROに就任、スーツ姿でリスタート

アカデミー、普及・育成部門を中心に活動

川崎フロンターレは昨シーズン限りで現役を引退した中村憲剛氏が「Frontale Relations Organizer （FRO）」に就任すると発表した。フロンターレのアカデミー、普及・育成部門を中心に、様々な活動に携わる予定という。

中村FROは「リレーションズと名がついているようにクラブがうまく回るよう、人と人、人と会社、会社と会社をつなげる役割を担いつつ、僕自身も幅広い活動をしていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします」とコメント。昨年度はJリーグと天皇杯の二冠を達成して有終の美を飾った「ミスターフロンターレ」の第二の人生が始まった。

またオンラインで開催された「2021年新体制発表記者会見」では、5季目の采配となる鬼木達監督が「今年の目標はリーグ連覇とACL制覇。ルヴァンカップや天皇杯も狙えるタイトルは獲りに行く」と宣言。藁科義弘社長からは、コロナ渦の影響で初めてクラブ経営が大幅赤字に陥ったことなども説明があった。

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